食物繊維でお通じ改善
知ってますか?水溶性食物繊維のひみつ
摂っているつもりが‥
実は足りてない食物繊維
食物繊維摂取の目標量※1は、1日当たり成人男性で20g以上、成人女性で18g以上と言われていますが、1日あたりの平均摂取量は、成人男性で15g、成人女性では14.6gで、目標量に足りていないのが現状です。
※1. 日本人の食事摂取基準(20~64歳女性、2020年版)による
※2. 国民健康・栄養調査(令和元年)による
成人女性の食物繊維摂取目標量※1は1日当たり18g以上です。
しかしながら、20代女性の1日当たりの平均摂取量※2は14.6gで、目標量に足りていません。
「食物繊維」と「お通じ」の関係
そもそもお通じが悪くなるのはなぜ?
ライフスタイルの変化や食生活の乱れ、ストレスによって
おなかの環境が悪くなります。
おなかの環境が悪くなると、
お通じが悪くなります。
お通じを改善するためには
水溶性食物繊維が
大切なのです!
知ってた?
食物繊維には種類があるんです
食物繊維を多く含む食べ物といえば野菜というイメージがありますが、野菜をたくさん食べるだけでは、
腸活をするにあたり効率的とは言えません。なぜなら野菜や穀物に多く含まれるのは、水に溶けにくい「不溶性食物繊維」だからです。
より善玉菌のエサになりやすいのは水に溶ける「水溶性食物繊維」。水溶性食物繊維は海藻や果物に多く含まれています。
ヨーグルトや発酵食品などの善玉菌と合わせて、この水溶性食物繊維をバランスよく摂ることが大切です。
水溶性食物繊維は、水に溶けることでゼリー状に変化します。ゼリー状になった食物繊維は小腸、大腸内で栄養素の吸収をゆるやかにし、コレステロールを吸着し体外に排出する作用もあるため、高血圧、糖尿病や脂質異常症の予防に効果があります。
水に溶けにくい不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のかさを増やします。便が増えると大腸が内部から圧迫され、蠕動運動が活発になり排便が促されるとともに、不溶性食物繊維が腸内の有害物質を吸収して、便と一緒に体外へ排出し腸をきれいにしてくれます。
実は、日常的に摂りやすい食品には、水溶性食物繊維はそんなに多く含まれていないんですね!