Le monde brillant

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吉祥寺 和声学・クラシック作曲教室

教室概要

【基礎から応用への実力獲得のためのレッスン】
- 当教室受講検討中の方々へ ―

 当教室は「❶専門的和声学レッスン」を主軸としております。
その目的とは、或る程度の専門的和声学を修得する事により、
今迄感覚に頼って作曲されていた方々も機能和声の道筋を識る事で、クラシック作曲の羅針盤的学識を得られるためです。
 この事により、創作活動の骨子である基礎固めに繋がってゆきます。

 そして、第2には「➋クラシック作曲レッスン」が御座います。
これは、先述の和声学で得た知識が設計図を描く縁(よすが)となり、やがてはご自分の音楽創作の骨肉となる事を目指したレッスンです。
 また、ポピュラー音楽作曲からクラシック音楽作曲への橋渡し的内容も視野に入れたレッスンであり、ポピュラー系の作曲のかたにも好評頂いております。
(* 当教室のジャンルはバロック~調性のある時代の様式となります。)

 第3には愛好家の方々のための「❸総合的音楽能力育成レッスン」も御座います。
 これは読譜と書き取りを鍛錬する事により、総合的音楽能力を高めてゆくソルフェージュ・レッスン(「聴音」・「新曲視唱・試奏」)と呼ばれます。

 いずれのレッスンもモチベーションのある方でしたら、専門志向・愛好家志向いずれも分け隔てなく、充実したレッスンを心掛けております。(吉祥寺ピアノスタジオでの対面レッスン或いはオンラインレッスンにて)

 詳細はトライアルレッスン(¥3,000~3,300)にて当教室のレッスン概要ガイダンスを行っておりますので、お気軽にご連絡下さい。

Le monde brillant 赤坂

講師 Profile

赤坂 樹里亜 (ジュリア アカサカ) Julia Akassaka
【専門:西洋音楽理論】
【研究テーマ: オリヴィエ・メシアン(1908-92)のカトリック作品に於けるM.T.L.(旋法)と調性の関連性考察-】

 国立音楽大学付属高校作曲専攻を経て、東京藝術大学別科作曲専修修了。慶應義塾大学(Arts in Philosophy)にて現代音楽研究論文『オリヴィエ・メシアン《神の現存の三つの小典礼曲》 (1944)のM.T.L.と調性の関連性』を執筆し、研究続行中。2008年に島岡譲先生流派の和声学を踏襲した和声学教室Académie de musique 《Le monde brillant》〈ル・モンド・ブリヤン〉)を主宰し、和声学講師として従事する。

 3歳より音楽教育を受け始め、8歳より作曲を始める。また、10歳の頃より仏語を独学で始める。14歳から国立音楽大学付属音楽高校作曲科受験の為、当時同校作曲科教諭だった橋本正昭氏に島岡譲先生流派の和声学と作曲を師事する。
 同校作曲専攻在学中は、橋本正昭氏よりオリヴィエ・メシアン(Olivier Messiaen 1908-92)によるM.T.L.を教授される。この事に強く影響を受け、M.T.L.を用いた習作作曲を開始。東京藝術大学別科作曲専修修了後、Messiaen M.T.L.に関しての音楽学的研究に傾倒する。
 2015年~2017年にO.Messiaenの自作神学的テクストの探求のため、神学及び中世哲学史を故 クラウス・リーゼンフーバー氏(上智大学哲学科名誉教授)に学ぶ。

 作曲・和声・対位法(フーガ)を山本康雄氏、橋本正昭氏、故 野田暉行氏、アナリーゼを故 島岡譲氏に、音楽学を藤井孝一氏、西川尚生氏に師事。フランス語をInstitut Françaisにて学ぶ。

御挨拶

赤坂樹里亜 Le monde brillant 代表
Julia Akassaka

〈御挨拶〉
 皆様、はじめまして。Le monde brillant 主宰の赤坂と申します。
「音楽理論」や「和声学」という単語を聴かれた時、皆様方はどのようなイメージをお持ちでしょうか?恐らく少し硬苦しく感じられる人もいらっしゃるでしょう。
 我が国では、義務教育の小中学校の音楽の授業では、合唱や合奏をいやが上にもやらされた、という経験があるかも知れません。或いは音楽鑑賞の時間には、余り興味のないクラシック作品に感想文を強いられるという事もあったかも知れません。どちらかといえば、義務教育上の主要5科目、「英語・国語・数学・理科・社会」に比べれば、「音楽」はそれほど比重の重たいものではなく、何のために在る科目なのか?といった疑問すら生じたかも知れません。

 しかし、中世西欧社会の「音楽理論」とは、「自由七科(リベラル・アーツ)」の七学問中の一学問として、将来を嘱望された教養人たちの間では必須の学問でした。その「自由七科」の内訳は、⑴法、⑵修辞学、⑶弁証論、⑷算術、⑸幾何学、⑹天文、「⑺音楽理論」だったのです。即ち、音楽理論は数学や幾何学と並ぶ論理的集積の学問であったのです。そしてこの自由七科は中世における教養課程の礎石となりました。

 こうした教養人たちの学んだ学問の一つである音楽理論を識る事で、今迄は遥か遠くに在った地平線の彼方の音風景が、いつの間にか整って可視化されて目の前に拡がってくる事でしょう。

 音楽を創作する「羅針盤」や「設計図」の作図法を身に着けるように、「音楽理論」の一環である「和声学」を学んでみませんか?

講師 趣味・特技

〈趣味〉
・声楽
(Mezzo Sopranoとして、イタリア歌曲やフランス・オペラアリアなどを学びました。)
・西洋中世哲学(スコラ学)の勉強
(O.メシアンも愛したトマス・アクィナス著の『神学大全』に興味があります。
 中世の知は現代にも応用が利きますね。より善く生きるため、こちらの方も興味があります。)
・フィットネスでの身体トレーニング、マシンピラティス & ホットヨガ
(心身共に健康でいるため、ヨガスタジオに通い、諸々精進しております。)
・ハーブ療法&アロマテラピー
(日常ではL’occitaneとClarinsのハーブ製品を愛用し、健康管理をしています。)
・Web制作
(教室サイトもより分かり易く整理できますよう、日々熟考しています。)


〈資格〉
・実用フランス語技能検定準2級
(仏語は第二の専門としたいくらい大好きです。)
・図書館司書補資格
(論文の資料収集のため図書館レファレンス技能を高めてゆきたいと考え、芸大在学時代の夏休みに他大学に通い取得した資格です。)
・秘書検定3級
(芸大在学時代、一般的社会常識も身に着けるための入り口として上記の資格を取得しました。)

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和声学I〜Ⅲ

和声レッスン概要 和声レッスン謝礼やレッスン概要などについてご案内致します。 「プレ和声学」…先ず和声実施を初めてされる方を対象とした「プレ和声学」として楽典の基礎固めを行います。 「和声学Ⅰ」…次には、一和音場につき一音のバス課題・ソプラノ課題を実施する「和声学Ⅰ」を実施します。 「和声学Ⅱ」…そして転位・装飾を伴う「自由ソプラノ課題」を実施する「和声学Ⅱ」を実施します。 「和声学Ⅲ」…やがては『芸大和声第3巻』を用いて「階梯導入を伴うバス課題」etc.を実施する「和声学Ⅲ」に入ってゆけるよう、段階に応じたレッスンを行っております。 「和声学アドヴァンス」…『和声 理論と実習Ⅲ』の内容を修められた方が、 更なる高次の四声体実施(リアリゼーション)を学習してゆく為のレッスンです。『Challan 380和声課題集第9巻』や、島岡譲 和声課題作品集』などをを用いて四声体実習します。また、その他の課題を用いて大学入試和声過去問題などの「アルテルネ課題」の実習も行います。

ソルフェージュ I〜Ⅲ

単旋律聴音や、簡易な初見視唱を学びたい方のためのレッスンです。

FAQSee more

  • A 入会金を頂く制度はございませんのでご安心下さい。入会をお決め頂いたのちには、各レッスン科目の謝礼をお納め頂くのみとなります。 但し、教材費は別途となります事をご了承下さい。

  • A 当教室では、クラシック作品を主たるレッスン対象としております。更に細分化しますと、「 バロック様式 、古典派~調性のあるクラシック作品」を主軸としております。

     そのため、ルネッサンス期の教会旋法的作品創作、或いは十二音技法による無調作品創作などは範疇外としたいと思います。また、ポピュラー系音楽制作も守備範囲外です。どうぞご理解下さい。

  • A 基本的に和声学関係にご興味ある方でしたら、どなたでも歓迎しております。
    その上で、下記の4点をお願いしております。
    【1.大人のかた】
    【2.大譜表(ト音記号・へ音記号)の読み書きがある程度お出来になり、ピアノで何となくでも弾けるかたが望ましいです】
    【3.自宅での勉強時間をある程度確保できるかた】
    【4.相互に信頼関係を築きながらコミュニケーションを取る事に前向きなかたが望ましいです】

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ご予約は下記リンクをクリックして下さい。

https://www.le-monde-brillant.net/contact-and-resarvation/reservation/

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