まだまだ暑い日が続いていますが、ひと足先に秋を楽しむこともできそうです。大雪山系黒岳に絶景が望める「天空のテラス席」が登場しました。
目の前に広がる幻想的な雲海。この絶景を見ながらティータイムを過ごせたら・・・。そんな非日常を楽しめるカフェがあるのは黒岳の5合目です。
「層雲峡・黒岳ロープウェイ」に乗って上ってみると・・・層雲峡の渓谷が一望できます。後ろには黒岳がそびえていて、360℃が絶景です。
この大自然の中に10日からオープンしたのが「黒岳ネイチャーテラス」です。2階にあるカフェではスイーツ「山のおやつ」も提供しています。
地元旭川でつくられたカステラを上川大雪酒造の甘酒に付け込んだフレンチトースト風のおやつに、地元の人気店が焙煎したコーヒーが添えられました。
大自然のなかで過ごすティータイム、至福のひと時です。『黒岳』といえば、今月中旬から紅葉が見ごろを迎えます。
ふもとの層雲峡・紅葉谷では5月から紅葉シーズンに向けて植樹が行われていました。木を植えていたのは新型コロナの影響で休館していたホテルの従業員です。
層雲閣グランドホテルの舘山優太さんは「まだまだ観光客は戻ってきていないので、こちらのテラスで層雲峡に来ていただけたら」と期待を寄せます。
絶景の紅葉を楽しめるネイチャーテラスは10月11日までの1カ月間、期間限定でのオープン。ロープウェイが運行している午前6時から午後6時まで利用できます。
雲海は3日に1回の確率で、とくに早朝に見られることが多いということです。