ラーメンにそうめん、そば―。「うどんだけじゃない」香川のおいしい麺を西日本放送のアナウンサーが紹介します。名付けて「アナめん」。今回は西崎梨乃さんのお薦めです。
地元の人から愛される中華料理店「よこはま亭」(高松市紺屋町)をご紹介します。
店主の熊野栄人さん(52)が横浜中華街で修行を積み、1996年に店をオープン。老若男女を問わず幅広い世代の客が訪れる人気ぶりで、昼間はよく相席になるほどです。
「サンラータンメン」(750円)は、冬に食べたい一杯。修行先でのまかない料理だったのが、香川で食べられる店の珍しさから開店数年後に提供を始めたとか。今ではすっかり人気メニューです。漢字では「酸辣湯麺」と書き、お酢の酸っぱさやラー油、こしょうの辛さが同時に味わえます。鶏がらベースのスープにはシイタケやタケノコ、豚肉に溶き卵を加え、とろみたっぷりに仕上げています。麺をすすっているとおなかの中から温まり、満足感があります。
夜間限定で店の人気料理をお得に食べられる新チャイナセット(1人1600円、2人~)や、持ち帰り専用の弁当などもおすすめです。
【メモ】よこはま亭(高松市紺屋町3―8)
営業時間は午前11時~午後2時30分、午後5時30分~同10時。
定休日は土、日曜日と祝日(29日~1月3日は休み)。
問い合わせは〈087(823)4580〉。