3月1日現在の県推計人口が95万9799人となったことが、県が26日発表した県人口移動調査で分かった。95万人台は1975年9月以来、43年6カ月ぶり。少子・高齢化の進行で人口減少が加速している。
同調査は、5年ごとの国勢調査の結果を基に出生、死亡、転出入の各届け出を加減し、毎月1日現在で集計している。
県によると、10月1日時点の65歳以上の人が占める割合(高齢化率)は、最新集計の昨年が31・5%で過去最高だった一方、15歳未満の年少人口割合は12・5%で過去最低となった。15~64歳の生産年齢人口割合は56・0%だった。
国立社会保障・人口問題研究所は今後、少子高齢化が一層進み、40年の県人口は約81万5千人になると見込んでいる。
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