さぬき映画祭実行委員会(委員長・橋本一仁四国学院大教授)は、2月に開く同映画祭で上映する作品のラインアップを4日、追加発表した。舞台俳優の黒羽麻璃央さんが主演する「鹿沼」を今年春の全国公開に先駆けて披露するほか、7年連続で同映画祭ディレクターを務める映画監督の本広克行さんが演出した新作などの上映が決まった。
鹿沼は近未来の2040年を舞台に連続殺人鬼の正体を追うサスペンス。ゲストに黒羽さんのほか杉本達監督や、女優の沙央くらまさん、俳優の広瀬智紀さんらを招く。本広監督が演出を手掛けた「ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?」はももいろクローバーZが出演し、同グループの楽曲を物語に織り込んだミュージカルで映像作品として上映する。
アニメでは「機動戦士ガンダム」シリーズ総監督の富野由悠季さんが手掛けた「伝説巨神イデオン」の劇場版を一挙上映。富野さんを招いたトークショーもある。
コンペ部門ではこれまで通り、シナリオコンクールと「さぬきストーリー・プロジェクト」を実施。今回で4回目となるストーリー・プロジェクトは初の試みとして、1作品に限っていた表彰枠を10位までに拡大。プロ、アマチュア問わず門戸を広げ、多彩な作品を顕彰する。
同映画祭は2月9日から11日まで。テーマは「応援する映画祭。」で、今回で13回目となる。今月13日には、俳優のムロツヨシさんをゲストに迎えたプレイベントを宇多津町のイオンシネマ宇多津で開く。チケットは26日の午前10時から販売開始。ゲストに招く監督や俳優は順次発表する。
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