11日午後10時45分ごろ、女性から「高松市のアパートで母と妹がけんかをしている。救急車を呼びたい」と同市消防局に通報があった。同市林町のアパートに駆け付けた消防隊員がベッドに横たわる同所、無職西田悦子さん(66)を発見。首に絞められたような痕があり、救急搬送したが、死亡が確認された。高松南署は現場にいた三女の無職、小西知保容疑者(36)を殺人の疑いで逮捕した。
逮捕容疑は、11日午後4時ごろ、アパートで西田さんの首を電気コードのようなもので絞めて殺害した疑い。司法解剖の結果、死因は窒息死。県警によると、小西容疑者は「認知症で言うことを聞かなかったので腹が立った。殺すつもりはなかった」などと供述、容疑を一部否認している。
小西容疑者は西田さんと息子(3)の3人暮らし。同署は親子間に何らかのトラブルがあったとみて、経緯や動機を調べている。
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