3日午前11時25分ごろ、小豆島町西村の「道の駅小豆島オリーブ公園」とその周辺で、30~50代の観光客の男女3人が次々にイノシシに襲われ、脚や腕にけがをした。イノシシはそのまま逃げ、町や小豆署が注意を呼び掛けている。
同署によると、イノシシは体長約80センチ。同園内で土庄町内の女性(59)と高松市内の女性(59)が体当たりされて太ももやひじを負傷し、約200メートル離れたオリーブ畑では、中国人男性(39)が太ももや手をかまれた。3人とも病院に運ばれたが、軽傷とみられる。
現場は島内有数の人気観光施設。同島は4日まで開催中の瀬戸内国際芸術祭の会場の一つとなっており、この日も多くの観光客でにぎわっていた。
※写真は「道の駅小豆島オリーブ公園」(イノシシの襲われた事件の現場とは直接関係がありません)