丸亀市綾歌町のニューレオマワールドでチューリップが見頃を迎えている。四国最大級の12万本が、春らしい陽気に誘われて赤やピンク、白、黄など色鮮やかに花を咲かせ、大勢の家族連れらの心を和ませている。4月21日まで。
春休みに合わせ、「チューリップ祭」と題して2年前から開催。オリエンタルトリップ内のフラワーガーデンを中心に約50種類を栽培しており、白い八重咲きで細長いがくが特徴的な「ホワイトバレー」、濃いピンクの「マルガリータ」、ピンクと白が入った一重の「桃太郎」、黄と赤が交じるユリ咲きの「シナエダキング」など珍しい品種が咲き誇っている。
今年はガーデンをリニューアルし、中央の階段左側に「フラワーロード」と名付けた遊歩道を整備。来場者は一面に広がるチューリップ畑の中を散策しながら盛んにシャッターを切ったり、ベンチに腰掛けて香りを満喫したりしていた。
大阪市から家族で訪れた森山綾香さん(27)は「春を感じられて良かった。きれいな花を見て気分が明るくなった」と笑顔で話していた。
遊園地ではイースターイベントや春の華やかなパレードも行われている。問い合わせはニューレオマワールド〈0877(86)1071〉。
外部リンク