アボカドは、くせがなくて栄養価が高いので料理にひっぱりだこ。最後に残る丸くて大きな種を土に植えると、おしゃれな観葉植物になります。暑さに強く、芽が出るまでは辛抱でも、芽が出てからは成長も早いので、夏に向けてオススメです。
食用としてのアボカドは、年間を通してスーパーに売っていますが、種をまく時期は今頃が最適です。中央アメリカやメキシコが原産のクスノキ科の植物なので、高温を好みます。
プランターや鉢に、種を土から少し出して植えましょう=写真上。大きくなることを想定して、初めから大きめの鉢を選んだ方がいいかもしれません。
丸い種が割れると発芽の始まりです。その後の成長は案外早いのですが、個体差があるようです。なかなか種が割れないからといって見捨てず、放っておくつもりで気長に待ってください。忘れた頃に発芽していることも珍しくありません。種が割れ始めたら、5日に1回くらいの割合で写真に撮っておくと、お子さんの自由研究にもなりますよ。
茎は、おもしろいほどまっすぐ上に伸びます=写真下。ある程度の高さになったところで剪定すると枝分かれして横に伸びていきます。
暑さに強いといっても、水やりは忘れずに。強い紫外線で葉が焼けることもあるので、真夏は影をつくってください。初めて迎える冬は、玄関に取り込んだ方が安心です。食べてよし、育ててよしのアボカドです。
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