セーリングの第17回全国中学校選手権は27、28の両日、高知県の香南市マリンスポーツ施設で男女個人6種目を行った。県勢は男女3種目で優勝を果たすなど、全種目で表彰台(3位以内)に上った。一つの都道府県勢が全種目で1~3位入賞するのは大会史上初。
各種目は男女混合で5レースを実施。県勢は、6艇で争った女子シーホッパー級SRで、旭夏希(桜町2年)が2位に大差をつけて県勢初優勝を飾った。昨大会はOP級を制していた。
28艇が出場した男子OP級は中山裕文(紫雲1年)が3レースで1位を獲得する好内容で制覇。女子ミニホッパー級の勝田実莉(同)は男子を含めた33艇全体のトップに立ち、優勝した。
県勢はこのほか、男子のミニホッパー級で谷凜太郎(香南2年)、シーホッパー級SRで酒巻佑成(国分寺1年)がそれぞれ2位。OP級で川北創一(木太2年)が3位に入った。女子では、OP級で中山佳子(紫雲3年)が2位となった。
男女の総得点で競う学校対抗は、紫雲(伊丹、中山佳、岡田、勝田、中山裕、斉藤)が県勢初優勝を飾った。(記録は1位と県勢上位)
【男子=5レース】
▽OP級 ①中山裕文(紫雲)6点③川北(木太)18点
▽ミニホッパー級 ①河村龍磨(千葉)11点②谷(香南)12点
▽シーホッパー級SR ①豊島有壮(広島)7点②酒巻(国分寺)7点=1、2位は上位得点差による
【女子=5レース】
▽OP級 ①宮本あかり(東京)14点②中山(紫雲)32点
▽ミニホッパー級 ①勝田実莉(紫雲)10点
▽シーホッパー級SR ①旭夏希(桜町)12点
▽学校対抗 ①紫雲(伊丹、中山佳、岡田、勝田、中山裕、斉藤)46点