リアム・ギャラガーが、爆破テロ事件のあったマンチェスターで被害者のためのチャリティコンサートを開催した。
このコンサートは5月30日にO2 リッツ・マンチェスターで開催され、販売後すぐに完売したチケットの収益は、被害者や遺族への支援のために設立された「We Love Manchester基金」に全額寄付されたという。
リアムにとって初のソロコンサートとなり、今年の10月にリリース予定のソロアルバム『As You Were』に収録された8曲と、オアシス名義の6曲をパフォーマンスした。
リアムは事件後のインタビューで「人々に元気を取り戻させたいんだ。僕らのようなアーティストには、人々を楽しませる義務があるからね」と話しており、コンサートではオアシスの大ヒット曲『Rock ‘n’ Roll Star』や『‘Morning Glory』、『Be Here Now』を披露して観客たちを盛り上げた。最後に『Live Forever』をアカペラで歌い終わると「マンチェスター、愛しているよ。みんなもお身体をお大事に」と告げて、ステージを後にした。
だがそこで観客たちは帰らず、マンチェスターの新たな闘志のシンボル曲となったオアシスの『Don’t Look Back In Anger』を大合唱しコンサートを締めくくったのだった。
MTV NEWS