鼻や耳の病気の子どもが増えていることが、文部科学省が21日に発表した学校保健統計調査でわかりました。全国各地の幼稚園や小中高校をぬき出し、健康診断の結果を集計しました。
今年度は蓄膿症やアレルギー性鼻炎など「鼻・副鼻腔疾患」の子どもの割合は小学校で13・04%、中学校で10・99%、高校で9・86%。小学校と高校は過去最高でした。
中耳炎や外耳炎など「耳疾患」の割合は、小学校で6・47%、中学校で4・72%、高校で2・45%。小学校と中学校で過去最高です。
文科省によると、幼いころに衛生環境がよい状態で育ったことなどが影響し、アレルギー体質の子どもが増えている可能性があるといいます。
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