ラーメンにそうめん、そば―。「うどんだけじゃない」香川のおいしい麺を西日本放送のアナウンサーが紹介する。名付けて「アナめん」。今回は石井奏美アナのお薦め。
本場長崎のちゃんぽんが楽しめる「チャンポン慶造」(高松市片原町)。長崎県出身で、高松市内で長くバーを経営していた溝上慶造さん(57)が今年1月にオープンした。溝上さんはバー時代から、店でちゃんぽんを振る舞っていたそうだ。
長崎ちゃんぽん(昼は850円、夜は864円)は、キャベツやモヤシ、キクラゲのほか、豚肉、エビ、かまぼこなどの具材がたっぷり。キャベツやモヤシのシャキシャキ感が抜群で、食べ応え十分。アジのすり身の天ぷらなど長崎ならではの具材も入る。
麺は、本場長崎から仕入れたものを使用。普通のラーメンとは違い、かん水の一種の「唐あく」を使っており、独特の風味がある。ぷりぷりの太麺に豚骨と鶏がらでとったスープのうま味がよくしみこんで、ぺろりと食べられる一杯だ。
夜は皿うどんやおつまみもある。お酒を飲みながら長崎に思いをはせるのもいい。
【メモ】営業時間は午後5時~同11時。昼は水、木、金曜日のみで午前11時~午後2時。日曜日定休。問い合わせは〈090(8696)1413〉。