県内公立高校の2019年度一般入試の合格発表が20日、全30校で一斉に行われ、全日制5132人、定時制52人の計5184人が待ち望んだ〝春〟をつかんだ。自己推薦入試の合格者らを含めた計6267人が4月から高校生活のスタートを切る。
高松市番町の高松高では午前9時の発表前から、受験生や保護者らが続々と詰め掛けた。全日制と定時制を合わせた計327人の合格者の受験番号が掲示板に張り出されると、受験生から「やった」「受かった」などと歓声が上がり、携帯電話で家族に朗報を知らせたり、写真を撮ったりして喜びを分かち合った。
太田中の源島日向花(げじまひなか)さん(14)は「不安だったので本当にうれしい」と、自分の番号を見つけて満面の笑み。国分寺中の松本尚己(なおき)さん(15)は「地道に勉強に取り組み、部活も一生懸命頑張りたい」と意気込んでいた。
定時制の9校では2次募集を実施する。願書受け付けは22、25の両日。27日に基礎学力検査と面接を行い、合格発表は29日。
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