香川漆芸とイタリアの高級バッグブランド「RODO(ロド)」がコラボレーションした女性向けのパーティーバッグが、東京・銀座の和光で展示販売されている。表面を漆、裏面を皮革で仕上げた独特の存在感が、女性客の視線を引き付けている。
ロドは中高年層を中心に人気が高く、落ち着いた雰囲気のソフトレザーがベース。ここに蒟醤(きんま)や彫漆(ちょうしつ)、存清(ぞんせい)など香川漆芸の代表的な技法を使って、華やかさ、細やかさを加えている。
バッグは、蒟醤の重要無形文化財保持者(人間国宝)の山下義人さん=高松市=らが推薦した4人の作家が2点ずつ制作。昨秋から約2カ月かけ、瀬戸内海やオリーブなどをデザインに盛り込んでいる。
価格は1個23万円(税別)。展示は完売まで。ライフスタイル誌「家庭画報(世界文化社・東京)」の4月号でも紹介している。
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