親子向け公演
7~8月には各地で親子や子ども向けの公演が催されます。解説があったり、通常より上演時間が短かったり、様々な工夫がされているので、初心者の大人でも安心して楽しめます。この夏、親子で伝統芸能を体験してみませんか?
夏休み文楽特別公演 親子劇場
7月20日(土)~8月5日(月)の午前11時開演(午後1時終演予定)、大阪・日本橋の国立文楽劇場。安珍と清姫の物語をもとにした「日高川入相花王 渡し場の段」と子ども向けに作られた「かみなり太鼓」=写真=を上演する。文楽や演目についての解説付き。期間中は資料展示室で子ども向けの体験コーナーなども。
親子で楽しむ能の会・狂言の会
能の会は8月3日(土)、狂言の会は24日(土)、いずれも東京・千駄ケ谷の国立能楽堂で午後1時開演。能の会の演目は、色鮮やかな紅葉の中、美女に化けた鬼を武将が退治する様子を描いた「紅葉狩」。宝生流の東川光夫さんがシテ(主役)を務める(午後3時終演予定)。狂言の会の演目は和泉流・三宅近成さんによる「盆山」、大蔵流・善竹十郎さんによる「蚊相撲」(午後2時半終演予定)。
夏休み特別企画 THEこども寄席
8月3日(土)午前10時半開演(11時半終演予定)、さいたま市浦和区の浦和コミュニティセンター。出演は柳亭こみち=写真、落語=、マスター(ジャグリング)、宮田陽・昇(漫才)▽8月31日(土)の午前10時半開演(11時45分終演予定)と午後2時半開演(3時45分終演予定)、横浜市中区の横浜関内ホール。
出演は三遊亭兼好=写真、落語=、古今亭始(落語)、林家正楽(紙切り)。いずれも小学生以上の希望者は前方専用席で観覧可能。開演前に羽織を着て撮影できるミニ高座体験も。
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