17日の四国新聞の創刊130周年記念講演会では、高松市出身のタレント・南原清隆さんと、高松一高が母校で「尾木ママ」の愛称で親しまれる教育評論家の尾木直樹さんがお祝いのビデオメッセージを寄せ、四国新聞の思い出などを語った。
南原さんは「四国新聞は物心ついた時から家にあった」と紹介。夏休みの宿題でスポーツ欄を切り抜いてスクラップを作ったエピソードを披露し、「創作する楽しさを覚えたのも、このことがあったからかも」と中学時代の思い出を語った。
今でも地元に帰ると実家で四国新聞を広げるという南原さん。「床に置いてゆっくり読んでいると気持ちがほっこりする」と話し、「これからも地元に密着し、地元から見た社会、地方から見た日本、そして地元の文化を支援してもらえれば」と期待を込めた。
高校3年間を高松で過ごした尾木さんは「四国新聞には極めてなじみがあります」とおなじみの温かい口調で登場。「子どもたちの問題や健康の問題など県民の悩みや幸せに寄り添う記事が多くあった」と当時の印象を語った。
「地域のことが非常に詳しく分かるすてきな新聞。高松に引っ越してきたからには、と読んでいた」と香川での生活を振り返り、最後に「これからもどんどん発展して」とエールを送った。
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