知りたい!行きたい!留学 リポート
インドネシア 西ジャワ州ボゴール
茨本賢蔵さん(東京・高校3年)
高校生という立場でたくさんの経験をしたかったので、あえて英語圏ではない国での長期留学を希望しました。
インドネシアを選んだのは、急激に経済発展しているので、いまの雰囲気を知りたいと思ったからです。
また、僕は海洋に興味があるので、無数の島から構成される海洋国に魅力を感じました。
現地では驚いたり、戸惑ったりしたことがたくさんあります。
まず、あいさつです。自分と相手との年齢差や性別によって、やり方が変わります。
例えば、自分が男性で相手の方が年上の場合、相手の右手の甲を自分の頭に当てます。女性同士だと互いのほおを合わせます。
交通手段では、バイクが大活躍。僕は日本ではバイクの運転はもちろん、後ろに乗ったことすらなかったので、初登校日、ホストマザーがバイクで学校まで送ると言った時、どうやって乗って、どこにつかまればいいかわからず、戸惑いました。
また、日本にはない「バイクタクシー」があります。運転手から渡されたヘルメットをかぶり、運転手の背中にしがみつくと、2人乗りで目的の場所まで運んでくれます。
高校生が徒歩で通学することはあまりありません。基本的にバイクタクシーを使います。
同じところを毎日歩くのは、強盗にあう恐れがあるなど危険だからです。バイクタクシーは、スマホの専用アプリで呼ぶのが一般的です。
お気に入りの食べ物は、サテアヤム(焼き鳥のようなもの)です。好きな場所はボタニカルガーデンといわれるボゴールの街の中心にある公園です。そこでゆったりと自然を楽しむのが好きです。
一番印象に残っていることは、学校の制服が5種類もあり、曜日で着る制服が違うことです。日本の制服のようにネクタイをつける日もあれば、インドネシアの伝統的な制服を着る日もあります。
インドネシアの人たちは想像以上に親日で、初めて会った人も日本の話を聞きたがります。
国中に日本の古い地下鉄や車が走っています。ホストファミリーも親日です。
ホストファーザーは日系企業に勤務し、ホストマザーは日本に留学した経験があります。長男はいま日本に留学中で、三男は日本のアニメ好きです。
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