タレント河北麻友子さん
芸能界への登竜門「第9回全日本国民的美少女コンテスト」で、11歳のときに平成生まれとして初めてグランプリに選ばれました。
アメリカ育ちの河北さんは、高校生になって日本で生活するまで元号を知らなかったといいます。病院の書類や、試験の答案に書く欄がありましたが、わからなかったので西暦で書いてしまったそうです。
同世代の平成生まれを、「ゆとり世代」や「草食系」など元気がないように呼ぶ言葉もありますが、河北さんは「全然、元気です!」といいます。
平成になってSNSやユーチューブなど、自分で発信する方法ができました。インターネットで世界中と簡単につながることができます。「自分次第で世界を広げて、活躍できる時代になりました。自分で考えて動く元気でしっかりした人が多い」と河北さん。
好きなファッションの世界にも、時代の変化を感じるといいます。
有名ブランド「ルイ・ヴィトン」では、去年3月に初めて黒人のデザイナーが就任し話題になりました。最近は男性でメイクをする人もいます。男女の服のちがいもあいまいになりつつあります。
「人種や性別にとらわれず、自分のやりたいことができる時代になる」と河北さんは考えます。
「これからは自分の道を自分で選ぶ時代。がんばって力をつけて、次の世代を支えよう。より活気、元気のある時代にしたいですね!」
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1991(平成3)年11月生まれの河北麻友子さん。アメリカ・ニューヨーク出身。ラジオ「河北麻友子のマユコレ!」(ニッポン放送)、「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)などに出演中
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