前立腺がんを公表した演出家の宮本亜門さん=写真=が8日夜放送の医療バラエティー番組に出演。がんの転移はなく、前立腺の全摘出手術を受けることを明らかにした。「人生観が変わった」と語った宮本さんは、「四国新聞女性クラブ」の本年度の第2回(5月19日)のゲストで、予定通り出演する意向。闘病に関する話題などが注目されそうだ。
宮本さんは精密検査で前立腺がんが見つかった。番組では、がん告知の瞬間に密着。「すごいショック」と動揺を隠せなかった宮本さんだが、転移がないと分かると「なんて俺は幸せ者なんだ」と安堵の涙を流し、「全摘出、お願いします」と手術を決断した。
「できることを精いっぱいやります。体を意識して生きていくことが大事と思いました。人生観が変わった」と語った宮本さん。ツイッターに「仕事に影響無く治療できるようです」と投稿し、がんの告知後も、演出家として精力的な活動を続けている。
四国新聞女性クラブは今年5年目。文化、芸能など各界で活躍する著名人を招いた年間4回の講演に加え、実力派アーティストの名曲ライブを開催する。今年の申し込みは昨年を上回るペースとなっており、募集枠まで残りわずか。申し込みは電話〈(0120)150459〉=午前9時半~午後5時半=、または四国新聞ホームページまで。