ハロー!プロジェクトのメンバーに“ハロプロメンバーの中から、〇〇さんと2人きりで××したい”というアンケートを実施。そのメンバー自らが考えたロケを実現するバラエティー「ハロプロ ONE×ONE(ワンバイワン)」(全10回)。
各配信回の最後には、モーニング娘。’20のメンバーが当時のエピソードを交えながら思い出に残っているコンサートについて語る「思い出ライブコメンタリー」も配信。モーニング娘。がライブに懸けている熱い思いが感じ取れる企画となっている。
そんなコメンタリーの収録後、モーニング娘。’20のメンバーが、それぞれのライブ対する思いを語った。
メンバーイチオシの“自分が一番かわいいコンサートツアー”とは!?
2019年12月4日配信「モーニング娘。'19・生田衣梨奈が“変われた”ときとは?「『何で道重さんしか』ってことを必死に考えたんです」<「ハロプロ ONE×ONE」インタビュー 中編>」の続き。
――新メンバーの3人は、そんな“KOKORO&KARADA”が初の単独コンサートツアーですよね。
北川莉央「自分で初めてツアーに参加してから、先輩方が以前にやっていたライブの映像を見ると、今までとは違った角度で見られるんですよ。
今までは『ああ、カッコいいな』で終わっていたんですけど、自分が参加するようになってからは『ここはこういうことをしたらカッコよく見えるんだ!』とか『こうすればいいんだ!』って、すごく勉強になるなって。
だから、すごく先輩方のライブも見ることも増えたし、自分の力になっているなと思います!」
山崎愛生「初めてのツアーももちろんなんですけど、ライブコメンタリーでも語った“BEST WISHES!”のチャレンジアクトの経験が、すごく自分が変われるきっかけになったんじゃないかなって。
当時、私が所属していたハロプロ研修生北海道は全員同期なので、先輩から学ぶとか後輩から学ぶとか全然なかったんです。でも、そのチャレンジアクトのとき、初めて先輩と一緒にパフォーマンスして、たくさん学ぶことができたんです」
小田さくら「初めてできた先輩がモーニング娘。ってこと?」
山崎「いや、研修生の中でもいたんですけど、こんなにすごい先輩達とパフォーマンスするのが初めてだったので、たくさん学ぶことができました!」
小田「かわいい。よくできました!」
岡村ほまれ「個人的にYouTubeとかいろいろなDVDを見ているんですけど、特に卒業公演をすごく見てしまいます。
モーニング娘。って家族よりも一緒にいる時間が多かったりするから、ライバルとして競い合うのも大事だけど、すごく友情とか愛情を感じてしまって、毎回こっちまで感動してしまうんです。そういう先輩や後輩がいて、家族みたいな形を作り上げている先輩方がすごいなって。
譜久村(聖)さんって今、リーダーを最長期間やってらっしゃるじゃないですか。まだ若いのにリーダーをやっていて、すごい大変だったと思うんです。14歳でリーダーとか絶対にありえないですけど、私がそういう立場になった場合、いろいろ考えてしまい、自分のことで精一杯になる。でも、譜久村さんは、他のメンバーのことをいつも考えられるっていうのがすごいなって」
譜久村「かわいい~」
今回のライブコメンタリーの収録では、メンバーたちから「このライブのときの◯◯ちゃんがかわいい!」という絶賛コメントが飛び出したり、「このときの私を見てほしい!」と自画自賛トークが繰り広げられる一幕も。そこで、最後にイチオシの“自分が一番かわいい(!?)コンサートツアー”を聞いてみた。
石田亜佑美「私が一番かわいいのは、鞘師里保さんが卒業した“PRISM”っていう2015年秋のコンサートツアー。卒業する人がフィーチャーされるけど、そこは負けたくないから自分もすごく頑張ったんです。卒業する相手にすごく燃えている、鞘師さんに対してすごく燃えている私っていうのが結構出ていたので」
加賀楓「私にとって最初の“INSPIRATION”ツアーの全部ですね。今は年齢も大人になってきたし曲もカッコいいから、自然とカッコいい表情をたくさんするんですよ。
だけど、“INSPIRATION”のときは踊ること歌うことに夢中で、あまり曲を表現するっていうことに重きを置いていなかった時期なんです。なので、そういう意味でいうと、がむしゃらにやっていた自分が見られるのは“INSPIRATION”だけだったのかなって」
野中美希「2017年の秋なんですけど、モーニング娘。の20周年ライブで、もともと鞘師里保さんと小田さくらさんの『大好きだから絶対に許さない』っていう曲を小田さんと歌わせていただいたときです。2017年当時は卒業されていたんですけど、私の憧れの先輩が鞘師さんで、まさか本家の小田さんと一緒に歌えるなんて思っていなかったので。
しかも、ファンの方の投票で決まった曲だったのでなおさらうれしくて。すごく練習した記憶があるんですけど、それもファンの皆さんからお褒めの言葉をいただいて…。このことも自分が成長するきっかけになったと思いますし、これを歌っているときの自分の映像は好きですね」
北川「私は今年の夏のハロー!プロジェクトのコンサートでの『ENDLESS SKY』です。他の出演させていただいた曲は、終わったあとに『緊張した』っていう感情が勝っていたんですけど、『ENDLESS SKY』は終わったあとに『楽しかった』って思ったんです。
それに曲を披露している最中、自分でも何か自然と笑顔になっていた気がするんですよ。バキバキに踊るタイプの曲じゃなくて、すごくキレイな曲だったので、なおさら自分の心の中から笑顔になれた曲だなって」
――では、生田さん、最後に締めてください!
生田衣梨奈「ご指名いただきました(笑)。ありがとうございます」
森戸知沙希「自分の見どころは全部とかダメですよ!」
生田「今回のライブコメンタリーは、私が選んだ2012年春のコンサートツアー“ウルトラスマート”から、2019年夏のハロー!プロジェクトのコンサートまでがギュッと入っています。
なので、配信をチェックすると私が(山崎)愛生ちゃんと同じ年だったころから、最近の21歳までが一気に見られるんですよ! 私の成長をチェックしてほしいなって思いますね。全然別人だったから(笑)」(ザテレビジョン・取材・文=宮澤祐介)