日本でも大人気のキャラクター「ムーミン」。その世界観を体感できる施設「ムーミンバレーパーク」が先月、埼玉県飯能市にオープンしました。朝日中高生新聞特派員が4日、施設を訪ねました。(前田奈津子)
ムーミンバレーパーク
「ムーミンバレーパーク」は「メッツァ」という施設の一部で、宮沢湖のそばにあります。園内には、ムーミンの物語に登場する灯台や水浴び小屋などがあります。ムーミンの世界を体感できるアトラクションも楽しめます。
朝日中高生新聞特派員は、ムーミンたちの暮らしを伝えるアトラクション「ムーミン屋敷」のガイドツアーに参加しました。ガイドの案内で中に入ると、キャラクターの部屋などが再現され、小物が飾られていました。
キャラクターたちのショーが見られるのは「エンマの劇場」です。屋外のステージで、ムーミンをはじめ、ムーミンパパ、ムーミンママ、スナフキン、リトルミイなどが次々と登場しました。飲食店や、おみやげを買えるコーナーもあります。
広報の池田明子さんは「公園のように、ゆっくりと過ごしていただける居心地の良いテーマパークを目指しています。ムーミンの物語にも興味を持ってもらえるとうれしい」。
取材を終えて、朝日中高生新聞特派員は、「ムーミンのストーリーに関心を持たせるような工夫がされていて驚きました。自然の中でムーミンの世界観も楽しめる、すてきな空間だと感じました」と話していました。
ムーミン展も
ムーミンの小説の原画などが展示された「ムーミン展」も東京・六本木で始まっています。
【ムーミン展】
6月16日(日)まで、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで開催。午前10時~午後8時(火曜は午後5時まで)。入館は閉館の30分前まで。会期中は無休。
一般1800円、中高生1400円、4歳~小学生800円、3歳以下は無料。
6月29日~9月1日は大分県立美術館、12月7日~2020年1月19日は名古屋・松坂屋美術館で開催予定。
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