株式会社QuizKnockが、9月30日にHMV&BOOKS SHIBUYAで『QuizKnock5周年 記者発表会』を開催。QuizKnockのCEOである伊沢拓司、ふくらPが登壇した。
参考:【写真】伊沢拓司、ふくらPが登壇したイベントの模様
会見では、まず伊沢がQuizKnockの5年間の歩みとこれからの展望をプレゼンした。2016年10月2日にサービスとして立ち上げられたQuizKnockは、今年の10月2日で5周年を迎える。QuizKnockは「楽しいから始まる学び」をコンセプトに、様々なコンテンツを作り上げてきた。能動的に触れるWebメディア「QuizKnock」、現在全チャンネル総計登録者数260万人を突破しているYouTube動画チャンネル、さらにアプリゲーム、謎解きイベント、講演会、書籍出版などその事業は多岐にわたっている。
6年目を迎えるQuizKnockのこれからとしては、「『楽しいから始まる学び』をより広く深く」をコンセプトに、10月1日から行われる『QuizKnock5周年記念展』と施設周遊型謎解きゲーム『渋谷MIYASHITA PARK 謎解きガイドブック』、今夏立ち上げたYouTube新チャンネルの運営、QK-GOオンラインの開催を説明。さらに、今回初出しの情報として2022年を目処に高校生を対象としたクイズ大会の開催を予定していることを発表した。伊沢は「メディアでやられているものですと、出場者数も限られてくるので、なるべくいろいろな高校生に参加していただいて、もちろんQuizKnock的な要素はありつつ、白熱した試合をお届けする。それを見ている人が楽しめる、ガチンコのエンターテインメントとして作り上げていく」と開催に向け、意欲を見せる。終わりに、伊沢は「生活の中により豊かな学びを楽しい形でというのが、我々QuizKnockの目標でありますので、6年目も邁進していければと思っております」とプレゼンを締めくくった。
ここでQuizKnockと所縁のある著名人から届いたメッセージ動画が上映された。まず、登場したのは、ふくらPとプライベートでも一緒に謎解きをする仲で、YouTubeでもコラボレーションをしたことのある、謎解き愛好家としても知られる佐藤健。「QuizKnockと佐藤健の謎解き対決コラボにおいて、ふくらPが着ていたセーターに書かれていたアルファベットは?」といったクイズが出題された。意表をついた発想のクイズに伊沢は、くの字に仰け反りながら大笑い。ふくらPの「P」と答えるものの、正解の「C」には「なんで『C』?」と納得できない様子であった。
2人目は競合クイズプレイヤーとして、クイズ番組で何度も共演しているカズレーザー(メイプル超合金)。「マッチ棒パズル」として、「905402021」から「一本だけ取りのぞいて、今日にふさわしい形に直してください。」といったクイズだ。伊沢は、カズレーザーが連呼する「念には念を入れて」という言葉がヒントになっていることに気づくものの、正解には辿り着けず。正解は、「2021」(年)→「NEN」に変換し、数字をアルファベットに見立てて、「gosyonen」(一本だけ取りのぞく)→「gosyunen」(5周年)とするものであった。
最後に登場したのは、芸能界随一のクイズファンで、かねてよりQuizKnockを応援している高山一実(乃木坂46)。同じ乃木坂46メンバーの矢久保美緒がQuizKnockとコラボレーションしたことがあることから、「乃木坂46・矢久保美緒の後ろ姿はどれでしょう?」といった3択クイズが出題された。伊沢は矢久保が小柄であることから「B」と回答し、見事正解。ちなみに、Aは乃木坂46キャプテンの秋元真夏、Cは最新シングル曲「君に叱られた」でセンターを務める賀喜遥香だった。
会見の最後に、伊沢は「これからも応援してくださったみなさまのご期待に添えるよう、そしてそれを超えられるように頑張ってまいりますので、末長くご一緒に進めればと思っています。共に進んで行きましょう」と挨拶をしている。
(取材・文=渡辺彰浩)
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