長女の場合
環境作りをしたり、ルーティンを作ったり、朝は早い時間に起こしたり、寝る前に遊んで疲れさせたり。
絵本や歌を取り入れたり、21時を過ぎたら相手をしないようにしたり…などなど、本当に様々なことをしてみました。
でも、それでも23時過ぎまで寝ないことがザラで……。
さらに赤ちゃん期は夜驚症もあり、それがおさまってきても夜泣きがちょくちょくあり、それでいて朝も早起きでした。
当時の私は、初めての子育てということもあり「きっと親の環境作りが悪いのだ……」と悩んでいました。
次女の場合
対する次女は、「赤ちゃんの寝かしつけ時にはこうするものだ」と聞いていた“トントン”で寝る子でした。
「“トントン”が効くというのは伝説か何かだと思っていたが、現実だったのか」と感動。
そして、あれほど悩んでいた長女の場合は、私の対応が悪かったというよりはそういう子だったのだろう、と思うようになりました。
ですが……
長女は4歳頃からだんだん夜寝てくれるようになってきたのですが、次女が寝ない。
次女が寝ないと長女は眠れない。
そして私も慢性的に眠い……。
そんな日々が長く続きました。
そして三女の場合
こんな幼児に、未だかつて会ったことがない……!
もしかしたらこれが普通なのかもしれないけど、少なくともそれまでの私にとってはファンタジーの世界でした。
もちろん、夜中に起きたり、寝なかったり、泣いたり、眠いのにもっと遊ぶと怒りだしたりもします。困ったもんだと思うこともあります。
でも、「こんな程度!?なわけないよね!?」と疑うくらいには、どれもかわいい程度のもの。
2人の姉たち(特に長女)との違いに驚き、長女や次女の時の努力が全く無駄だったとまでは思いませんが、特に対策してないのに眠くなる子がいるなんて知ってしまうと、「個人差」の振り幅にクラクラします。
しかし人間はそんな単純なものではないので、「この子ラクだわ!」と思わせて……かーらーの!?
……と、まだちょっと警戒しています。