LINE NEWSは、芸能・文化・スポーツ・音楽など、各分野で2021年を彩った"話題の人"を表彰する「LINE NEWS AWARDS 2021」を、2021年12月8日(水)に開催した。
第4回となる今年は「話題の人賞」に「クリエイター部門」を加えたほか、"来年ニュースになりそうな人"を表彰する「NEXT NEWS賞」を新設。本レポートでは、授賞式当日の様子を伝える。
話題の人賞
・アスリート部門 : 水谷隼・伊藤美誠
・クリエイター部門 : 松丸亮吾
・タレント部門 : マヂカルラブリー
・文化人部門 : が〜まるちょば HIRO-PON・GABEZ
・俳優部門 : 永野芽郁
・アイドル部門 :Kis-My-Ft2
・アーティスト部門 : Awesome City Club
NEXT NEWS賞
<アスリート部門 : 水谷隼・伊藤美誠>
水谷隼さんと伊藤美誠選手は、東京オリンピックで初採用となった卓球混合ダブルスに出場し、決勝で中国ペアを破り日本卓球界史上初の五輪金メダルを獲得。
準々決勝ドイツ戦の最終セットでは、2-9からの大逆転勝利も話題になったほか、伊藤選手は女子シングルスで銅メダル・団体戦で銀メダルを、水谷さんは、男子団体戦の銅メダルを獲得した。
来年の抱負を表す漢字は
たくさんのアスリートがノミネートに並ぶ中で、受賞に喜びを見せた水谷さん。
来年の抱負を表す漢字には『優』を選定し「今年は東京オリンピックで良い成績を収めることができた。来年は人としても優しく、そして色々なことにチャレンジし、優秀な人になりたい」と明かした。
「卓球をメジャーに」(水谷さん)
水谷さんの今年の一大ニュースは、卓球で金メダルを取れたこと。
「今まで中国という壁に当たって負け続けていたが、今回の東京五輪でついに壁を超えられたことは自分にとって大きなことだった。今思い出しても信じられない気持ちが強く、振り返った時にあれは現実だったのかな、となってしまう」と振り返った。
水谷さんは現役引退にも注目が集まっているが「昔から卓球をメジャーにしていきたいと思っていた。これからも普及活動に励みたい」と今後の活動についても語った。
が~まるちょば HIRO-PONさん、GABEZさんに
また、東京五輪の開会式で披露したピクトグラムが世界中で話題になり、今回文化人部門で受賞を果たしたが~まるちょば HIRO-PONさん、GABEZさんに対しては「開会式に出席していなかったが、テレビとYouTubeで何度も見て楽しませていただいた。1000万以上ある再生数の内、10回は私です!」と明かした。
伊藤選手からはビデオメッセージ
さらに、当日は海外での試合で帰国直後のため欠席の伊藤選手がビデオメッセージで出演。
「奇跡なようなペアだった」「水谷さんは昔からの繋がりで、お兄ちゃんのような存在」などとコメントした。
<クリエイター部門 : 松丸亮吾>
謎解きブームの仕掛け人として人気急上昇中の謎解きクリエイターである松丸亮吾さんは、バラエティ番組・イベントのMCなど出演者としての仕事にとどまらず、RIDDLER(リドラ)株式会社の代表取締役として菅田将暉さん主演映画とコラボしたほか、ポケモンの新規イベント事業の企画も行うなど精力的に活動。一方で、頭脳明晰なイメージとは対照的なSNS投稿に注目が集まるなど、多方面で存在感を増している。
「クリエイターの原点に返れた」
受賞について「自分が受賞すると聞いた時は信じられなかった。今年はより素顔で、自分を作らなくなった。そういった部分が認められて嬉しい」とコメント。
来年の抱負を表す漢字には『共』を選定し「今年は謎解きが注目された年だった。小さいころから大好きだった『ポケモン』との仕事や、Hey! Say! JUMPの有岡さんと一緒に作った舞台を通して、謎解きの新たな可能性や価値を感じた。来年はさらに多くのコラボレーションを生み出す年にしたい」と理由を明かした。
「自分ではできないことを人と一緒に考えることがこんなに面白いんだ、とクリエイターの原点に返れた」と振り返った。
この受賞を機に「認証バッジを!」
最近ではTwitterの認証バッジがつかないことが話題になっており、俳優部門を受賞した永野芽郁さんのアカウントに認証バッジがついた際には、お祝いの言葉を贈っていた。
「1年半前から認証バッジが欲しいと言っているんです。今日の『LINE NEWS AWARDS 2021』を通して認証バッジをゲットしたいです!」と会場の笑いを誘った。
また、今夏から家族に迎えた愛猫・リドくんについては「毎日帰るのが幸せで楽しみになった。猫を撫でるだけでリラックスできる。リラックスすると謎解きが一問生まれたりするので、僕じゃなくてリドくんが考えているとも言えるかもしれない」と語った。
<タレント部門 : マヂカルラブリー>
マヂカルラブリーは、昨年末のM-1グランプリ優勝の後も勢いそのままに、上半期で番組出演本数が163本増加。お茶の間を席巻した。コンビとしてのみならず個人でも幅広く活躍し、村上さんはABEMAの番組でMCを担当。野田クリスタルさんが手がけたゲーム「スーパー野田ゲーPARTY」は発売から1週間で販売本数5万本を突破、累計8万本を超える大ヒットを記録した。
来年の抱負は
受賞について「嬉しいです。ノミネートの中においでやすこががいなくて良かった(村上さん)」「ニューヨークもいないので良かった。ただ来年は見取り図を消せるくらい頑張りたい(野田さん)」と登場から早々会場を笑いに包んだお二人。
来年の抱負を表す漢字にはお二人で『光』を選定し、「今年は光のような速度で時が過ぎ、光のような速度で移動し、光り輝く舞台で仕事ができた。そして(野田さんの)本名は"光"。来年もまた『LINE NEWS AWARDS 2022』でヒカリエに来たい」とジョークを交えながら理由を語った。
今年のM-1決勝について
昨年のM-1優勝から約1年が経ち、今年のM-1グランプリ決勝の話題になると、村上さんは「トリッキーな漫才師が多く決勝進出していて、私たちが作った穴が広くて、そこからトリッキーな漫才師が決勝に上がっているというふうな話もありますが、そうではなくて、これは皆さんが面白い漫才をしたということなので、自信を持ってほしい」と、野田さんは「最下位も優勝も経験した自分たちからすると、とにかく全力でやれば良いことしか起こらない。最下位だった時も、ジャカルタ営業まで仕事が増えた」と決勝出場者へ経験を交えた激励の言葉を贈った。
謝罪会見を経験も「新作ゲームを」
私生活の話題では、野田さんは、愛するハムスター・はむはむが箱入り娘になっており「美味しい食事を与えすぎて、本来の主食であるミルワームにドン引きしていた」などはむはむへの溺愛ぶりを見せた。
また、今年の一大ニュースとして「ゲームを発売したこと。ものすごくヒットしたが、大量のバグ報告によって謝罪会見まで行った」と思い返し、「でも来年も新作ゲームを作る予定です」と待ち遠しい発言を残した。
今年の一大ニュースは
一方、「一生高円寺に住む」と言っていた村上さんは、最近引っ越したことを今年の一大ニュースだと話し「高円寺の6畳一間から引っ越すと、宅配ボックスや床暖房など、今まで無かったものが増えて快適に感じる」と新居の住み心地を嬉しそうに語った。
それに対して野田さんが「家賃26万円でミストサウナ付きの家」とすかさずその詳細を明かしながら、「自分はジムやバスケットゴールがあるような大豪邸を作りたい」と理想を話していた。
最後に村上さんからは「来年上半期までに結婚します!面白発表を考えていますよ」とジョーク交じりの宣言も飛び出した。
<文化人部門 : が〜まるちょば HIRO-PON・GABEZ>
が〜まるちょば HIRO-PONさんは、東京五輪の開会式で特製の青と白の衣装を着用し、ピクトグラムをモチーフにしたパントマイムパフォーマンスを創作し、GABEZさんとともに披露。SNSを中心に世界中で反響が広がり、NHKが公式YouTubeチャンネルにパフォーマンス中の動画を公開すると、再生回数は1500万回を超えた。
パントマイムはまさにアナログ
受賞についてHIRO-PONさんは「率直にありがとうございます、光栄です」と、GABEZさんは「嬉しいです。こんな経験二度と無い」とコメント。
HIRO-PONさん、GABEZさんともに、今年の一大ニュースは「東京五輪に出演できたこと」と回答した。
HIRO-PONさんは「今まで知ってもらえなかった、が~まるちょばの存在を知ってもらったのは今年一番大きかった。自分たちが披露したパントマイムはまさにアナログ。技術大国と言われている日本でアナログで勝負して世界から評価されたということは嬉しいし、パントマイムの力を信じて作っていた」と当時を振り返った。
来年の抱負を表す漢字は
HIRO-PONさんは来年の抱負を表す漢字に「舞台の舞。情勢もあり人前に出ることが少なくなって、来年こそは舞台で、お客さんの前でできたらなと。ぜひ多くの人たちに舞台に足を運んでもらって、テレビだけでは味わえない、一緒に創り上げるという空気感や時間を共有したい」と語り『舞』を選定。
一方でGABEZさんは、来年の抱負を表す漢字には「改めて自分たちの技術を磨き、研ぎ澄ましていきたい」という理由から『研』を選定した。
ピクトグラム企画創作の裏側
世界中で話題になったピクトグラム企画についてHIRO-PONさんは、「もともと人の形を平面に落としたピクトグラムを、また3次元にするバカバカらしさもあったり。2次元だと気持ちが入っていないところを人で表現するので、これを見た人たちが感情移入できるようにピクトグラムの心が見えたらいいなと思いながら作った。」と創作の裏側を語った。
<俳優部門 : 永野芽郁>
永野芽郁さんは、戸田恵梨香さんとW主演が話題となったテレビドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」や、主演映画「地獄の花園」、山田洋次監督作品の「キネマの神様」、主演を務めた本屋大賞受賞作の映画化作品「そして、バトンは渡された」などの演技が注目を集め、数々のCMにも出演するなど幅広いフィールドで活躍している。
来年の抱負を表す漢字は
受賞について「嬉しいです」と素直な心の内を語った永野さん。
来年の抱負を表す漢字には『調』を選定し、「間違えて言葉を使っている機会が多かったり、新しく調べることが多かったんです。来年もたくさん調べつつ、お仕事も順"調"に進められたらいいなという願いをこめました」と明かし、「今何が起きているのかニュースを調べることも大切だと思いますし、自宅時間も増えたので、今はおしゃれでくつろげる家具のレイアウトも調べたいです!」と早速『調』への意欲も見せていた。
役で始めたピアノを購入
そんな永野さんにとって今年の一大ニュースは、ピアノを購入したこと。
「最初は『そして、バトンは渡された』の役で始めたのですが、もっとやってみたいな、と思い先生と一緒に買いに行きました。友人が自分の家に来た時に自慢しています。みんな映画を観てくれているので、『“旅立ちの日に”を弾かないで~!』と、うるうる泣きそうになってくれています(笑)」と嬉しそうに語った。
また、今年はピアノのほかに、一週間前に新しくゲームを始めたことも楽しそうに話していた。
戸田恵梨香さんへの思い
さらに、ドラマ「ハコヅメ〜たたかう!交番女子〜」の放送終了後、世の中が"ハコヅメロス"になっていたことに関して「共演した戸田恵梨香さんにはとても安心感がありました。今はなかなか会えていないので、少し寂しいです」と話した。
<アイドル部門 : Kis-My-Ft2>
今年デビュー10周年を迎えたKis-My-Ft2は、音楽活動だけでなくさまざまな分野で各メンバーが活躍。10周年記念ライブではTwitterの世界トレンド1位を連日獲得し、8月にはベストアルバム「BEST of Kis-My-Ft2」を発売した。アルバム収録全66曲をLINE MUSICでストリーミング配信するとランキングの1位〜66位を独占するなど、大きな反響を呼んだアイドルとして受賞が決まった。
北山さん、玉森さん、宮田さんが登壇
当日は、北山宏光さん、玉森裕太さん、宮田俊哉さんの3名が登壇。受賞について「デビュー10周年というタイミングでこのような賞をいただけることは嬉しいです(玉森さん)」「皆さんに支えていただいてこの7人がいるんだなと思っています(北山さん)」「本当に嬉しいです。僕自身は受賞という経験がほとんどないので、引きつっていたかもしれないですが、素敵な顔で頑張りました!(宮田さん)」とコメント。
トロフィーを手にすると「7つもらえるんですか?」「これはじゃんけん大会だ」と場を和ませていた。
「10周年」が一大ニュース
Kis-My-Ft2にとって今年の一大ニュースは「10周年を迎えたこと」と北山さん、「ベストアルバムをリリースできたことに加えて、サブスクリプション解禁も大きなことでした」と宮田さん。
さらに2021年のニュースとして、宮田さんは音楽劇を初主演した際に体脂肪が8%まで下がったこと、玉森さんは人生2回目の人間ドックで視力が少し下がっていたこと、北山さんはデビューして一番泣いた年だったことを、それぞれ振り返った。
北山さんは「役柄でも泣くことが多く、2カ月ほどで40回以上泣いた。プライベートはほぼゼロですが、10周年のベストアルバムのメンバー写真をモノクロバージョンでスタッフさんにもらい、それを家に飾って泣きました」と語った。
来年の抱負を表す漢字は
グループにとっての来年の抱負を表す漢字には『逢』を選定し、「来年ライブを控えているんですが、そのタイトルがジャニーズJr.時代につけた"Kis-My-Ftに逢える de Show"。逢いに行くし、逢いに来てほしい」と理由を明かした。
「直接逢うことが数年できていなかったので、逢って一緒に同じ時間や楽しい時間を共有できるといい」とファンへ伝えた。
デビュー10周年
また、今年デビュー10周年を迎えたことについては「今まで関わってくれた事務所の方、スタッフやファンの方々が今日まで応援してくださったからこそ7人でいられると思っている。コンサートをはじめ、誰のためにやるか?は7人が共通認識を持てていることが根底にある」という。
北山さんは「グループ内で最大6歳差があり、自分が6年前に思ったことを今思っている人もいる。」、玉森さんは「一番年下の千賀くんがメンバーのモノクロ写真を飾ったら、大人になったなと思うかもね(笑)」とコメントした。
後輩"なにわ男子"へ
先月には後輩グループ"なにわ男子"のデビューもあったが、宮田さんは「みんな元気で好感が持てる子たちなので、今のまま変わらずにいればメンバーそろって10年を迎えられると思っています。あとは何より元気が一番!そしてジャニーズのエンタメが好き、という気持ちを持てば10年続いていくんじゃないかなと思います」とコメント。
自分たちの10周年を記念したお祝いには、「7人そろってステージ上でファンの方たちと同じ時間を共有して、お互いに嬉しいと思えたら、ひとつのお祝いの場になるのかなと思います」と北山さんが語った。
<アーティスト部門 : Awesome City Club>
Awesome City Clubは、菅田将暉さんと有村架純さんのW主演映画「花束みたいな恋をした」のインスパイアソング「勿忘」がストリーミング再生で2億回を超える大ヒット。7月期のSexy Zone中島健人さんと小芝風花さんによるW主演ドラマ「彼女はキレイだった」ではオープニング曲を担当したほか、タイの国民的スターSTAMPさんとコラボするなど国境を越え活躍している。
紅白出場決定には大号泣
受賞について、atagiさんは「(取材メディアの)フラッシュがすごかったです。改めてすごい賞をいただいたんだなと感じました」とコメント。
今年の一大ニュースについて、PORINさんは「何と言っても紅白出場の決定ですね。大号泣してしまいました」と語り、atagiさんとモリシーさんは「めっちゃ泣いてたね」「周りが冷静になったよね(笑)」と振り返った。
PORINさんは「これまで色々な苦難があったり、でも皆の支えのおかげだったり。メンバーを信じて、自分たちの感性を信じて突き進んできたことがようやく報われるような気がしていて本当にホッとした。やっと皆さんに恩返しができるなという気持ちで泣いてしまいました」と語った。
atagiさんは「2年前にモリシー抜きでモリシーの両親と一緒に紅白を見ていたので、恩返しができると考えています」と、PORINさんは「私もモリシーさんのお母様から連絡をもらった。第二の母です」と、メンバーの仲の良さが伺えるエピソードも披露した。
来年も「新しく綺麗な花を」
来年の抱負を表す漢字にはグループとして『花』を選定し「2021年は映画とともに花を咲かせられた一年だったので、来年はまた新しく綺麗な花を咲かせたい」と理由を明かした。
「かのきれ」OP曲の制作秘話
また、今回NEXT NEWS賞を受賞した赤楚衛二さんも出演した「かのきれ」でもオープニング曲を担当していた話題になると、「『かのきれ』はもともとあったドラマの原作を見てイメージを膨らませながら作ったが、多くの場合はインスピレーションらしいものはなく、無から自分の中にある心の一部分を切り取って曲にすることが多い」とatagiさんが楽曲制作の秘密を話した。
NEXT NEWS賞
今年から新設した「NEXT NEWS賞」は、LINE NEWSにおける記事掲出数・前年との注目度の変化・PV数などに加え、映画監督の岩井俊二氏・テレビプロデューサーの佐久間宣行氏・音楽プロデューサーのつんく♂氏を特別アドバイザーにお招きし、定量・定性の両面で選考を行い、"来年NEWSになりそうな人"を3名選出した。
<NEXT NEWS賞 : 赤楚衛二>
赤楚衛二さんは、2020年、連続ドラマ初主演「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」が日本だけでなく海外からも注目され、ドラマ「彼女はキレイだった」では、恋のライバル役として"破壊力抜群"の演技で話題に。ドラマ「SUPER RICH」に現在出演中。そのほか、多くのドラマ・映画に出演。自然体で愛くるしい姿を見せる一方、努力家でもあり、今大きく期待されている俳優の一人。
来年の抱負は『走』時代劇にも関心
受賞について「ありがとうございます、本当に嬉しいです。これからも皆さんに楽しんでいただけるよう役と向き合い、作品作りに臨みたいと思っています」とコメントした赤楚さん。
来年の抱負を表す漢字には『走』を選定し、「来年はもっと今年以上に走り抜けたい」と理由を明かした。また今後は時代劇に新しくチャレンジしてみたいと話し、さらなる活躍へ期待を膨らませた。
今年の一大ニュースは
そんな赤楚さんにとって今年の一大ニュースは、実家で"ぽんた"という名前の愛犬を飼い始めたというエピソード。
赤楚さんにとって本当に愛しい存在だと話した。
意外な一面も?
さらに、今回選出に携わった佐久間さんからの「まだまだ出してない一面がある」というコメントに対しては、「実はリモコンを決まった位置にしか置けなかったり、洗剤やスタイリング剤を等間隔に置かなければ気が済まないというところがあります。几帳面なんです。細かすぎるかもしれないですね(笑)」と意外な一面を語った。
特別アドバイザー:佐久間 宣行氏
自然体で柔和、誰もが惹きつけられる愛され力。そこに油断していると、中にある芯の強さが垣間見えてくる。何層もの魅力がある俳優さんだと思います。まだまだ出してない一面がある方だと思うので、これからさらに日本中を虜にしていくのではないかと思います
<NEXT NEWS賞 : Awich>
Awichさんは、2021年配信リリースした「GILA GILA feat. JP THE WAVY, YZERR」のMVが500万回再生を超え、AIさんやKIRINJIさん、RADWIMPSさんなど他ジャンルのアーティストとのコラボや、NHK東京2020パラリンピック応援企画「Wonder Infinity」への参加など多方面で活躍。今後さらなる大きな飛躍が期待される女性ラッパー。
他ジャンルとの「架け橋に」
「ありがとうございます。ラップやヒップホップの存在がメジャーになっていくためには、まさに他ジャンルとのクロスオーバーが必要だと思っているので、私はその架け橋になりたいと思っています。つんく♂さん、ぜひフックアップお願いいたします!」と受賞の喜びを見せたAwichさん。
来年の抱負を表す漢字には『超』を選定し、「今まで超えられないと言われていた壁や限界、世の中ができないと決めつけていること、そうしたものを全て超越していきたい。」と理由を明かした。
今年の一大ニュースは
Awichさんにとって今年の一大ニュースは、武道館ライブの開催を発表できたこと。
自身にとってゴールでもあり、始まりでもある場所だという。
「夢を見せられる存在になりたい」
コラボレーションの過去や今後を問われると、「印象に残ったコラボはAIさん、KIRINJIさん、RADWIMPSさん。非常に大きな機会をいただけたというのもあるが、今後はちゃんみなさん、Adoさんなど、ガールズパワーでもやっていきたい気持ちがある。また、King GnuさんやLiSAさん、米津玄師さんともやってみたく、私のスパイスを入れ込んで"ラップとはこういうモノだ、ヒップホップとはこういうモノだ"ということを示していきたい。あとは、それこそシャ乱Qさんの名曲をサンプリングできたら」と今回選出に携わったつんく♂さんへのラブコールも送った。
また、楽曲に社会問題を織り交ぜることが多いAwichさんだが、現在は「出身である沖縄、特に子供たちの貧困問題に注目している。
だからこそ夢を見せられる存在になりたい」と今後の活躍に向けて意志を語った。
特別アドバイザー:つんく♂氏
このアーティストのありかた、相当かっこいい。曲もキャッチーな面もあり、迫力と愛くるしさの両面が応援しがいに繋がってるように思います。今後は、彼女のセンスと日本のメジャーなアーティストとの絡みや、コラボも期待しています。マニアックになるのはいつでもやれるんだとしたら、いかにメジャーの世界、ポップな世界に入って来れるか、という部分に興味を持っています
<NEXT NEWS賞 : 蒔田彩珠>
蒔田彩珠さんは、2020年公開の映画「朝が来る」で、日本アカデミー賞新人俳優賞ほか多数の映画賞を受賞。米津玄師さんの「カナリヤ」MV出演でも注目され、NHK「おかえりモネ」ではヒロインの妹を演じ話題に。来年も公開作が控えており、確かな演技力と唯一無二の存在感が光る若手俳優だ。
来年の抱負を表す漢字は
受賞について「こんなに素敵な賞をいただけるとは思っていなかったので、とても嬉しいです。岩井俊二監督とLINE NEWS VISIONを撮影できることも楽しみです。ありがとうございます」とコメント。
来年の抱負を表す漢字には『和』を選び、「やっぱり一番は平和に過ごしたいという気持ちと、人との繋がりを大切にできる一年にしたいなと思います」と理由を明かした。
今年の一大ニュースは
今年の一大ニュースは「朝が来る」で、助演女優賞をいただけたことだと語る蒔田さんは、最近では声優にも初挑戦。
今後は俳優のほかにも「音楽が大好きなので、音楽に関わりたい。一度映画でギターを披露したが、またいつか映画でギターをやりたい」と夢を語った。
朝ドラ「おかえりモネ」撮影の裏側
さらに、朝ドラ「おかえりモネ」で共演した清原果耶さんや永瀬廉さんとは「吹奏楽部で演奏するシーンの練習や、人生ゲームをするシーンなど、幼なじみで集まって演じるシーンは楽しかったです」と撮影の裏側を明かした。
なお、特別アドバイザーの岩井俊二さんが選出した蒔田さんには、特別賞としてLINE NEWSの動画プロジェクト「VISION」における岩井俊二さんとのコラボレーションが贈られた。
LINE NEWSの「VISION」とは2019年に提供を開始した、LINEアプリのニュースタブ内に掲出される縦型動画コンテンツ。
2020年には、岩井俊二さんが手がけた、ロックバンド[Alexandros](アレキサンドロス)のメンバーが出演した縦型ショートムービー「夢で会えても」がVISIONで配信され、大きな話題を集めた。
今回、特別賞として贈られる蒔田さん主演の岩井俊二さんとのコラボレーション作品は、2022年に撮影され「VISION」で配信する。
特別アドバイザー:岩井俊二氏
まなざしに物語を感じる女優さんだなと思いました。それがどんな物語なのか僕なりに考えてみたいです