ごしま歯科

Friends 130

各務原市 にんじん通りの歯科医院です。

ガミースマイル

ガミースマイルで悩まれる女性は非常に多いですが、症例によっては歯肉の形態を修正する事で印象を大きく変える事が可能です。この患者様は、過去に外傷で治療を受けた右上前歯の再治療に関するご相談を受けたのですが、お話を伺う中で、笑った時に歯茎が見えてしまう事に悩まれておられる事がわかりましたので、前歯の補綴を行う前に歯肉のラインを修正する事を提案させて頂きました。笑った時に、唇の動く範囲は変わらないのですが、露出する歯肉と歯の面積の比率が変わる事で、歯茎の印象が軽減します。また歯肉内部の骨隆起も同時に整形するため、歯肉の張り出しが軽減する事も印象の変化に一役かっています。もちろん補綴物の色調や形態は周囲の天然歯となじむように作成しますので、仕上がりはとても自然に見えます。高度な歯と歯肉のマネージメントを必要とする、代表的な審美歯科治療の一例です。

基本を積み重ねる

術前、術後が大きく変化しているケースはダイナミックな印象を受けますが、実際にやっている事は、基本的な治療を組み合わせているだけで、特別な事は何も行っていません。写真のように様々な問題が複雑に絡み合っている症例において最も重要な事は、どういう問題が重なって現状を作り出しているのかを紐解き、どのように基本的な治療を組み合わせたら問題が解決できるのかを計画することです。ただ、基本的な治療の中で非常に難しい事が2点あります。一つは嚙み合わせの設定と調整。もう一つは舌や唇、頬の運動と調和させる形態の付与です。治療の範囲が広くなるほど、2つの要素が治療に大きく影響を及ぼすため、そのコントロールに失敗すると違和感や不快感が非常に強く出てしまいます。 それらのバランスを取りながら完成に導く事で、美しく、快適に使って頂く事ができる治療となるのです。

全体の調和

前歯を治す際、周りの歯との協調を図ると共に、歯茎やお顔との調和がとれていないと自然には見えません。前歯を元の自然な形に戻すのは想像以上に難しく、卓越した技術を持つ技工士と歯科医師が協力し、綿密な計画を練った上で治療を進める事が不可欠です。

FAQSee more

  • A自由診療のお支払いのみ、クレジットカードをお使い頂けます。保険診療のお支払いには、申し訳ありませんが、クレジットカードをお使いいただけず現金支払いのみとなりますのでご了承ください。

  • Aそのような方の治療実績は豊富ですので、是非一度ご相談ください。
    こういった場合、大概特定の条件が非常に難しいために、どこで治療しても同じ要因でうまくいかないという事が多いです。まず何が原因なのか、どうやったら攻略できるのかを分析し、そこから治療に必要な時間、予算、身体的ご負担などを考慮して最適な方法を検討する事が重要です。

  • A特に歯科に慣れていないお子さんは泣いてしまうのが当たり前ですので、安心して受診してください。お子さんが泣いてしまうのは、多くの場合、痛いからではなく恐怖や不安を感じてしまうからです。ですので、まず我々がお子さんと地道にコミュニケーションを重ね、信頼関係を構築することが大切です。慣れていない状態で無理やり治療したりできないことを叱ると、トラウマになってしまいますます受診困難になってしまいます。

世界の英知を集めて

日本の歯科治療は、世界的にみると独特の考え方で行われているところが多いです。日本独自の考え方が決して悪い訳ではないのですが、より複雑な問題となった場合に解決できない事も多く、解決方法がわからないためにお困りの方が大勢いらっしゃいます。こちらの患者様も、他院で相談された際に、治療が難しいと言われ、どんどん歯が抜けていってしまうという状況を改善できずにおられました。術前の状態は、歯周病、歯の欠損、欠損の長期放置による歯列、嚙み合わせの乱れといった単独でも解決が難しい問題が複数合併しており、非常に難しい状況でした。
それに対し、歯周病へのアプローチと並行して歯肉の整形を行い、虫歯や前歯部の欠損を補う必要がありましたので、歯冠補綴(被せ物)を行う際に歯列の乱れも修正して嚙み合わせを整え、環境が整った後にインプラントを用いて奥歯の欠損を補っています。パッと見た感じでは非常に複雑に見える状況でも、いくつかの処置を効率的に組み合わせる事で問題の解決を効率よく進める事が可能です。日本は問題を一つずつ解決していく考え方が主流ですが、合理性を好む欧米では「ついでにこれも治せるといいよね」という具合に、一つの処置で複数の問題を解決できる方法を「コストパフォーマンスが高い」として採用します。状況が複雑になるほど、この考え方は有効であり、広い視野で情報を集める事が大切だと考えています。

どこまでも自然に

転倒して折れてしまった前歯を一本だけ被せ物で治しましたが、パッと見ただけではどこを治したかわからないレベルで治療が可能です。虫歯や怪我で治さないといけないという状況だけではなく、過去に治したところの色や形が不自然で気になるという方でも対応可能です。

補綴学の重要性

ボロボロ ガタガタでも諦めないでください。当院では、入れ歯やインプラントを含め、他院では治せないような重症例に対する治療のノウハウと実績が多数ございます。
 多くの方が有する問題は、一本~数本程に渡る問題が多く、そのあたりまでは総合診療科と言われる一般的な歯科医師(General Practice)でも対応可能なのですが、 問題を有する範囲が広いほど、虫歯、歯周病など単一の問題が複雑に絡み合って進行しだすために、難度が一気に上がり対応は困難になります。特に広範囲に歯の喪失を伴って問題が進行している場合は、加速度的に歯の喪失が進んでしまうため、全体を適切に再構築する事が求められ、歯科補綴学に精通していなければ適切に対応する事は困難です。当院では私をはじめ、複数の歯科医師が歯科補綴学に精通しており、日常的に大学病院でないと治せないような複雑なケースの治療を行っておりますので、他院に御通院中の方でも、意見が聞きたい、相談したい事などございましたらお気軽にラインよりご相談ください。

You might likeSee more

Country or region: Japan