日本屈指の観光地、東京・浅草に4日、「ユニクロ浅草」がオープンする。「Our Neighborhood!」をコンセプトに、地元・浅草の商店やアーティストとコラボした限定商品、店内デコレーションなど、浅草の魅力がぎゅっと詰まった文化発信拠点として、コロナ禍の街を盛り上げてくれそうだ。
浅草の中心・東京楽天地浅草ビルに位置する「ユニクロ浅草」。地上1階と2階の2フロアで、600坪の大型店として、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビー商品を取り揃える。店内に入ると、まず目を奪われるのが、吹き抜けの天井に吊られた1.8m角の巨大提灯。浅草で江戸時代から続く老舗の手描き提灯屋「大嶋屋 恩田」が手がけた特注提灯で、その名の通り、骨組みから色付け、ロゴの文字に至るまで、全て手作業で作られている。そのほかにも、フィッティングルームの壁掛け写真には、1階は昭和時代、2階は令和時代の四季折々の浅草風景がずらり。長い歴史と下町文化が感じられる街の特徴を活かし、店内の随所に浅草の要素が散りばめられている。
地元・浅草の商店やアーティストともコラボ
地域の商店や若手アーティストとのコラボも見逃せない。もともと同ビルに店を構え、昨年11月に惜しまれつつ閉館した複合型商業施設「まるごとにっぽん」の中核テナントであった「まるごとにっぽん 蔵」が、名称を受け継ぎ、1階フロアの一画にリニューアルオープンする。同店で販売される全国選りすぐりの日本酒とのコラボTシャツが、ユニクロ浅草に登場。ユニクロ浅草の店内にはTシャツのほか、それぞれの酒蔵のこも樽が飾られ、店同士が繋がって、行き来できるようにもなっている。
そのほかにも、台東区で活躍する若手アーティストやデザイナーの手がけたクラフト商品の展示や、昭和30年代から浅草の伝統の味を守り続ける「浅草うまいもの会」、浅草を代表する人力車「時代屋」とのコラボTシャツ、さらには、銘菓「浅草 常盤堂」とコラボした限定商品UT豆皿もラインナップ。観光客はもちろん、地元の人も驚きの商品の数々に、今まで知らなかった街の魅力に気づけるはず。
オープン記念にはうれしいノベルティも。オープン当日の6月4日は一日限定で「浅草 常盤堂」の江戸銘菓「雷おこし」をオリジナルバッグに入れて、先着2000名にプレゼント。6月4~6日のオープン期間3日間は、同店で5000円以上購入した先着3000名に岐阜県・美濃焼のオリジナル湯呑みをプレゼントするほか、同期間中の購入者には、浅草店だけのオリジナルショッパーを無料でプレゼント。街の散策とともに、「ユニクロ浅草」で観光気分を味わってみて。
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