回転寿司チェーン「かっぱ寿司」全店にて3日より、脂ののった寒ぶりをはじめ、白子・あん肝・あんこうの冬の味覚が揃うフェア「冬の寒鰤祭り」がスタートした。越冬と産卵に向けてエサをたくさん食べ、たっぷり脂がのった旬の寒ぶりを生、炙り、トッピング違いなどさまざまなメニューで食べ比べが可能。お寿司だけでなく唐揚げ、茶碗蒸しといったサイドメニューも充実している。今年最後の試食会から、自慢のメニューの数々のおいしさに迫った。
『活〆寒ぶり』は、水揚げ後に一度も冷凍せず店舗に届けられ、皮切りと切りつけを店内で行った鮮度抜群の寒ぶりの握り。ひと口ほおばると、とろけるような脂の甘みがクセになる味わいだ。さらに希少部位のお腹の部分『活〆寒ぶりはらみ』は、特に脂のりがよく醤油を弾くほど。ぜひ、わさびを少し多めにつけて脂の旨みを堪能してほしい。
担当者のイチオシメニューが『活〆寒ぶり炙りしゃぶ』のトッピング違い3種。脂のり抜群の寒ぶりを通常の1.7倍サイズの切り身にして、表面をサッと炙ることで甘い脂がとろ~っと溶け出し、まるでぶりしゃぶのような味わいが楽しめる。トッピングはポン酢ジュレと青ねぎ、大根おろしと青ねぎ、塩で炙ってレモンをのせたもの。さっぱりしたポン酢ジュレは脂の甘みと相性がよく、大根おろしはまろやかな「謹製だし醤油」をたらすのがおすすめ、塩レモンは脂の旨みを爽やかなレモン汁が引き締める。
脂たっぷりの寒ぶりとみょうが、大葉、しょうが、青ねぎと合わせてたたき、合わせ味噌と「謹製だし醤油」で味つけたのが『潮の寒ぶりなめろう』。切り身にならなかったおいしい部位を店内で仕込んでいるため、店舗によっても微妙に違った味わいのなめろうが出来上がるそう。丁寧にたたいた寒ぶりの身と味噌、薬味のハーモニーを有明産の海苔で包み込む新感覚のなめろうとなっている。
人呼んで“痛風寿司”ともいわれる『私「アンキモ白子」です』は、マダラの白子とあん肝にポン酢ジュレを合わせ、有明産の海苔で巻いて食べる。ポン酢ジュレの上から「謹製だし醤油」をたらして食べると、とろっと濃厚な白子とねっとりしたあん肝のコク、海苔の香りが一体となった背徳的な旨さがやみつきに。
サイドメニューの『冬の味覚 天然あんこうの唐揚げ』は、カラッと揚げたあんこうの身にかぼすを絞って食べる。サクサクの衣と淡白な白身の味わいはおつまみにもぴったりだ。『本ずわい蟹とあん肝の茶碗蒸し』は、本ずわい蟹のほぐし身とあん肝がのった茶碗蒸しの上からとろりとあんがかかっている。なめらかな卵液の中に鶏肉、えび、しいたけ、枝豆などの具材が入ったボリューム満点の一品だ。
脂のりたっぷりの寒ぶりをはじめ、この時期にしか味わえない海の幸をラインアップしたかっぱ寿司「冬の寒鰤祭り」は26日まで。
かっぱ寿司「冬の寒鰤祭り」
【期間】12月3日(金)~26日(日)※なくなり次第終了。
【メニュー】
〈寿司〉『活〆寒ぶり』2貫110円(税込)、『活〆寒ぶりはらみ』1貫220円(税込)、『活〆寒ぶり炙りしゃぶ ポン酢ジュレ』1貫165円(税込)、『活〆寒ぶり炙りしゃぶ 塩レモン』1貫165円(税込)、『活〆寒ぶり炙りしゃぶ おろしのせ』1貫165円(税込)、『潮の寒ぶりなめろう』1貫110円(税込)、『冬の味覚 海の幸三昧』(のどぐろ、本ずわい蟹ほぐし身、活〆寒ぶり)3貫330円(税込)、『私「アンキモ白子」です 白子のあん肝のせ包み』1貫220円(税込)、『白子軍艦 ポン酢ジュレのせ』2貫165円(税込)、『天然のどぐろ炙り』2貫330円(税込)、『いか刺しとたくあんの松前』2貫110円(税込)
〈サイドメニュー〉『本ずわい蟹とあん肝の茶碗蒸し』330円(税込)、『冬の味覚 天然あんこうの唐揚げ』363円(税込)、『寿司屋の季節の天ぷら盛合わせ』550円(税込)
【販売店舗】かっぱ寿司全店
【URL】https://www.kappasushi.jp/cp/2021/fair12
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