スペイン大使館のホセ・アントニオ・デ・オリ文化参事官が25日、丸亀市中津町の中津万象園・丸亀美術館で開催中の「スペイン現代美術展 丸亀平井美術館コレクション」を鑑賞し、「1990年代のスペインの美術を象徴するトップアーティストの作品を集めていることに感服した」と感想を述べた。
デ・オリ文化参事官は25日に高松市で開かれた香川日西協会の総会に出席するため来県。24日には「瀬戸内国際芸術祭2019」の直島会場を訪れた。
同展は、スペインの若手・中堅作家のコレクションで知られる丸亀平井美術館(丸亀市土器町)の所蔵品の中から、絵画16作品22点を展示しており、デ・オリ文化参事官は熱心に鑑賞。「日本でのスペインのイメージはフラメンコやピカソなど特定のものだが、ほかにも素晴らしい文化芸術があることを知っていただきたい。それが両国の友好にも大きくプラスに作用するきっかけになると思う」と語った。
同展は6月10日まで(水曜休館)。午前9時半~午後5時。入館料は大人500円、小中学生200円。問い合わせは中津万象園・丸亀美術館〈0877(23)6326〉。
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