坂出市江尻町で22日、夏休み中の子どもたちを対象にした期間限定の「子ども食堂」がオープンした。市内の社会福祉法人が運営する就労支援事業所の喫茶店で、2学期が始まるまで低価格でうどんと野菜の小鉢セットを提供する。
子ども食堂を開いたのは、社会福祉法人若竹会(同市江尻町、河崎春海理事長)。夏休みに入り、地域の子どもたちが家庭で孤食となることがないようにと、運営する就労支援事業所「喫茶わかたけ」を期間限定の「夏休みこどもしょくどう」とした。
同店では、夏休みが終わる8月23日まで、うどんと野菜の小鉢のセットを100円(18歳以上200円)で提供する。食材は市社会福祉協議会を通じて市内の業者から入手。うどんは「温」「冷」の2種類あり、初日に店を訪れた子どもらは「おいしい」と笑顔で箸を進めていた。
河崎理事長は「子どもたちにきちんと食事をしてもらうことで地域社会に貢献したい。市内外を問わず、親子連れでもぜひ来店してほしい」と呼び掛けている。営業時間は午前11時から午後2時。土日祝日が定休。問い合わせは〈0877(44)9280〉。
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