「かがわ受験最前線」は、これまでお伝えしてきた県内の公私立高校全40校の入学状況に続き、各高校の進学の最新動向をまとめた「大学受験編」を順次配信する。今年も大学入試センター試験が目前。気になる各高校の進学の実態とは―。第1弾は高松、高松北、坂出工の3校。東大合格復活へ力を入れたり、推薦入学の実態、工業系ならではの進学先などを紹介する。
【高松高】
県内トップの進学校の高松高が東大合格者の減少に直面している。かつて20人近くいた東大合格者が1桁にまで落ち込んでいる。愛媛県ではトップ校の松山東高の東大合格者がゼロになった。多くの東大合格者を出してきた地方の進学校に変化が起きている。回復に向けて力を注ぐ。
【高松北高】
県内の県立高校で唯一、中高一貫教育を行う高松北高。新コース導入から5年目、特別進学クラスを中心に大学進学で着実な成果を上げている。旧帝大も十分狙える。部活動も盛んで推薦入試で大学進学を決める生徒も多い。
【坂出工高】
工業系を専門とする坂出工高。就職のイメージが強いが、4割の生徒が進学する。進学コースもあり、うち半数は大学に進学。国公立の合格実績もある。高知工科大や岡山理科大など工業高校らしい進学先が並ぶ。
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