ケイティ・ペリーが、シングル曲「Dark Horse」の盗作疑惑をめぐる裁判で敗訴となった。2013年9月にリリースされた同曲は、それよりも5年も前に発表されたゴスペル曲「Joyful Noise」を盗作したものとして、2014年6月にラッパーのフレイムに訴えられていた。
フレイムのレーベルは2008年に「Joyful Noise」をYouTubeにアップすると、同曲の人気は瞬く間に広がり、何百万という再生回数を記録した。フレイムはケイティが同曲の基礎となるビートを盗み「Dark Horse」を制作したとして訴えるも、ケイティ側が「類似性は皆無だ」として主張をはねのけてきた。
訴状の中でフレイムはほかにも、ケイティがキリスト教徒である自身の曲のアイデアを盗んだことで、キリスト教の仲間たちから「反キリスト教の魔女とかかわりを持った」と言われ、評判を落とす羽目になったとも主張している。
そして先週、ケイティはミント色のスーツに身を包み裁判所へ出廷。実際に告訴されるまで「Joyful Noise」を聞いたこともなかったと話し、「Dark Horse」のビートは、サンタバーバラで一緒にワインを飲んでいたDr.ルークがその場で聞かせてくれたもので、制作自体も4時間ほどであったと、落ち着いた様子で主張していた。
しかし、敗訴が決定してしまった今、ケイティが何かしらの罰金を払うことは確実で、現在はその金額を決める段階へと裁判が移っている。
MTV NEWS