香川高専は、高松・詫間の2キャンパスに7学科・2専攻科を設置する。工学に関する専門知識を5年間かけて学ぶため、就職だけでなく、理系大学への編入でも有利という。
香川高専の卒業後の進路は、▽大学への編入▽修了すると大卒と同じ「学士(工学)」の学位を取得できる2年制の専攻科に進学▽就職―の三つに大別される。
高松・詫間両キャンパスを合わせた2018年度卒業生(計259人)の進学状況をみると、進学が4割、就職が6割。進学者110人の内訳は、大学編入が68人(26%)、専攻科進学が55人(21%)。さらに、香川高専の専攻科修了後、約3割の学生が国立大学の大学院に進学した。