木下大サーカス高松公演(四国新聞社主催、西日本放送共催)が13日、開幕から1週間を迎えた。8年ぶりの県内公演とあって、初日は待ちわびたファンらが詰め掛け、全公演満席でスタート。以降も幅広い年代が連日赤テントに足を運び、観客数は14日にも2万人を突破する勢いだ。
高松公演は、四国新聞創刊130周年記念事業の一環。12月8日までの期間中、世界でも珍しいホワイトライオンによる猛獣ショーや手に汗握る白熱の空中ブランコなどを1日2~3公演行っている。
この1週間で特に盛況だったのが初日の6日。朝から会場を囲むように長い列ができ、約2千人収容の赤テントは開演1時間前からぎっしり。初の週末となった12日は、台風19号の接近で休演も検討されたが、無事に熱演が繰り広げられた。訪れる観客は家族連れやカップル、高齢夫婦、友人同士など毎回多彩。「ハラハラ、ドキドキした」「両親と来たのを思い出して懐かしかった」など充実の表情を見せている。
14日は午前10時10分、午後1時、同3時40分からの3回公演。木下サーカスは「県外からも問い合わせが多く、注目してもらっている。ぜひ多くの人に来場してもらいたい」と呼び掛けている。