第一印象を残すチャンスは一度しかないので、それを生かすことが必要だ。新しい仕事に就いてから最初の数日が、あなたに対して上司や同僚が持つ印象を決める。素晴らしい第一印象を確実に残すため、次の6つの方法を実践することができる。
1. 携帯電話を使わない
携帯電話を使ってしまえば、簡単に悪い第一印象を与えてしまう。たとえ、メモ取りや仕事に関係があることに使っていたとしても「いつも携帯電話を使っている」という印象を残してしまうだろう。
このようなレッテルを貼られることは絶対に避けたいはずだ。
この点は、携帯電話に関する固定観念が広く共有されているミレニアル世代やジェネレーションZ世代にとって特に重要だ。この固定観念が間違っていることを示す最善の方法は、仕事中に携帯電話を使わないことだ。
2. 時間通りに出社する
勤務初日に遅刻しないこと。約束の時間前に到着することは責任とプロ意識を示すし、逆に遅れることは敬意と自制力が欠如していることを示している。
乗り継ぎやその他の予測できない遅れが生じても時間通り職場に到着するため、十分な時間を残しておくこと。
早過ぎた場合はいつでも、どこかでコーヒーを飲んだり車の中でリラックスしたりして時間をつぶすことができる。
3. 自分から自己紹介する
新たに同僚になった人たちには自分から自己紹介しよう。
最初の数日で、チームの全員、あるいはこれから緊密に連携する人全員と知り合うことを目標にしよう。休憩時間は休憩室で過ごし、さらに多くの人に出会うこと。
また、同僚とつながりを築くことで会社に慣れ、新たな職場でよりリラックスできるというおまけ効果もある。
4. メモを取る
転職して最初の週は、圧倒されるほど多くの情報を与えられるだろう。会社の方針から手順、新たな職場のレイアウトなど、全ての情報を覚えることはどう考えても不可能だ。
重要なことを忘れないよう、新人研修や新入社員トレーニングではメモを取ろう。
可能であれば、手書きのメモを取ること。そちらの方が情報をより効果的に保持できる。
さらに、1日の終わりにメモを文書に打ち直せば、学んだことを再確認できる。
何があっても、携帯電話を使ってメモを取らないこと。
自分はメモを取っているだけで、ソーシャルメディアを使っているわけではないと何度上司や同僚に説明しても、なぜあなたはいつも携帯電話を手にしているのかといぶかしがられるだろう。
5. 質問をする
新たな職場について最も早く学べる方法は質問をすることだ。トレーニングでは物事の概要しか教えてくれない。詳細を全て教えてくれるのは同僚だ。
周囲の人に支援を求める意思を見せることは、良い第一印象を残す上でとても効果的だ。新たな仕事を始める人が最初から全てを理解していることを期待する人はいない。
そのため、知ったかぶりをしようとすると周囲の人はうんざりしてしまう。憶測を基に行動して結果的に間違うよりも、質問した方が良い。
6. チームプレーヤーになる
新たな仕事に就いたばかりだったとしても、仕事に打ち込まない言い訳にはならない。新人でも仕事に参加できないわけではないので、できる限り早く新たな役割に全力投球しよう。
同僚は、チームプレーヤーになろうとするあなたの努力と意思を評価するだろう。