いよいよ26日から始まる「瀬戸内国際芸術祭2019」。行きたいけど人混みはイヤ!と尻込みしているあなた。
効率の良い巡り方は? 現地での食事はどうするの?など、大人女子のための瀬戸芸巡りのコツ、教えます。
初の公式ツアーで効率よく瀬戸芸を巡ろう
「作品鑑賞パスポートを買っても、思うように回れなかった」、「人がいっぱいで予定していた定期船に乗れなかった」…こんな経験をしたことや不安はありませんか?
そんな人におすすめなのが、今期から始まる「オフィシャルツアー」。ガイド付きのチャーター船を利用して、新規作品を中心に効率よく鑑賞しながら島の歴史や文化に触れる日帰りツアーです。高松港発着の計7コースがあり、曜日ごとに出発コースが決まっています。
瀬戸芸初心者におすすめなのが、大島・女木島・男木島の3島を一度に巡れる欲張りコース。大島では、田島征三さんの「青空水族館」ほか3作品を、女木島では、かつて海の家だった建物で8組の作家が展開する「島の中の小さなお店」プロジェクト、男木島では、元郵便局を利用したサラ・ヴェストファルの新作インスタレーション「うちの海 うちの見」など、1島につき3~5作品を完全ガイド付きで案内してくれます。
すべてのコースにランチが付いていて、昼食難民の心配もなし。オリジナルグッズのプレゼントもあり、この機会にぜひ、アートな島旅を体験してください。
瀬戸内国際芸術祭実行委員会事務局の竹田謙介さん。
「ツアーに参加することで、また違った瀬戸芸の魅力を感じてもらえたら」
私たちがガイドします!
高松市在住の森川光与さん。
「見どころはもちろん、得意の英語を生かして外国の人にも瀬戸内の魅力を伝えたい」
豊島在住の森島丈洋さん。
「豊島に移住して13年。アートと合わせて、島の文化や歴史、現状を知ってもらえるように努力したい」
毎週金曜日発行
四国新聞 itsumo vol.25より