11日、高松市とまんのう町で民家火災が相次ぎ、2人が死亡、2人がけがをした。高松地方気象台はこの日、県内全域に強風注意報を発表。12日も昼前からやや強い風が吹くと予想しており、火の取り扱いに注意を呼び掛けている。
11日午前7時45分ごろ、高松市西植田町、無職長尾正男さん(83)方から出火、木造平屋約85平方メートルを全焼した。焼け跡から2人の遺体が見つかった。
高松東署によると、長尾さんは妻(80)と2人暮らし。同署は、遺体は連絡の取れなくなっている2人とみて調べている。
◇ ◇
同日午後4時45分ごろ、まんのう町東高篠、無職長尾孝さん(84)方から出火、木造一部2階建てをほぼ全焼した。長尾さんが顔に軽いやけどを負ったほか、長男(51)が煙を吸い込み軽傷。
琴平署は、長尾さんが下草を焼いていた際、火が風にあおられて自宅に燃え移ったとみて調べている。
外部リンク