四国新聞社が読者の投票で選ぶ「2019年県内10大ニュース」が別表の通り決まった。(写真㊤は瀬戸内国際芸術祭2019で注目を集めた栗林隆さんの作品「伊吹の樹」=観音寺市伊吹町]])
1位は3年に1度、香川、岡山両県の島々などを舞台に行われる現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭2019」。春・夏・秋会期の計107日間にわたって開かれ、海外からも大勢の芸術ファンが訪れた。来場者は過去最高の117万人に上った。
2位は「宇高航路、109年の歴史に幕」。高松―宇野間で唯一運航していた四国急行フェリーが12月16日から休止、明治以来の航路が終わりを告げた。
3位は「高松道が全線4車線化」。高松自動車道の高松東インターチェンジ(IC)―鳴門IC間の4車線化工事が3月に完了。頻発していた渋滞が緩和された。
4位は「木下サーカス、県内で8年ぶりの公演」。高松市内の特設会場の「赤テント」ではホワイトライオンの猛獣ショーなどに観客がくぎ付けになった。
5位は「五輪聖火リレー、県内全市町を通過へ」。来年の東京五輪聖火リレーは4月18、19の両日行われ、盛り上がりが期待される。
6位は「全国初のゲーム依存対策条例、来春施行へ」。若者の「ネット・ゲーム依存症」が社会問題となる中、県議会が全国初の対策条例制定に向けて議論を進めている。
7位は「交通死亡事故相次ぐ」、8位は「高松商高が春夏連続で甲子園出場」、9位は「満濃池、ため池として全国初の名勝に指定」、10位は「父親殺害し、遺体を損壊、遺棄した容疑で男逮捕」だった。