ようこそ、ワクワクする恐怖の館へ―。観音寺市大野原町の子育て支援センター「ほっとはうす萩」で1日、お化け屋敷がオープンする。今回は、香川高専詫間キャンパスの学生の協力で、センサーを使った電動仕掛けの大道具を駆使するなど内容をグレードアップ。山本忠由センター長(63)は「猛暑を吹き飛ばすような面白い仕掛けを準備している。ゾクゾクする夏の風物詩として楽しんで」とアピールしている。
お化け屋敷は、昨年の初開催時に好評を博したことから、今年もセンター内の1室を迷路のように模様替えして開催する。オープン前日の31日には、スタッフらが墓地や古井戸、生首などの大道具の調整に追われた。
お化け屋敷には高専生のほか、地元の中学校の美術部員も制作に参加。妖怪人形や昔ながらのお化けや怪人を描いた壁画、不気味な気配を演出する墓石、お面、人の頭部などを配し、当日は音響や照明を効果的に使って恐怖心をあおる。期間中、観音寺総合高、観音寺一高の生徒たちもお化けに扮(ふん)するなどして協力する。
お化け屋敷は11日まで(月曜休館)。対象は小学生までの子どもと保護者。入場無料。時間は午前10時半からと午後2時半からそれぞれ1時間程度。問い合わせは同センター〈0875(23)6101〉。