県内で6日、昨年よりも1日早く今年初の黄砂が観測された。この日は東海から中国、四国の広い範囲で黄砂の飛来が確認された。
黄砂は中国内陸の砂漠地帯などで舞い上がった細かい砂が、西風によって日本列島に運ばれる現象。毎年、春先に観測されることが多い。
高松地方気象台によると、高松市内で午前8時半ごろに黄砂を観測。30分後には、県内の広い範囲で、視程(水平方向で見通せる距離)が8キロまで落ちた。
視程は徐々に回復したが、昼すぎになっても峰山(高松市)から望んだ瀬戸内海はもやがかかったようで、大島や小豆島などがかすんで見えた。
同気象台は、7日は黄砂の影響は出ないと予測している。
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