バドミントン日本代表は4日、富山県高岡市で合宿を始めた。男子シングルスで世界ランキング1位の桃田賢斗(NTT東日本=三豊市出身)も参加。フィジカル強化をテーマに「まず自分に負けないこと。しっかりと追い込んでいきたい」と意気込みを語った。
今回の合宿には桃田のほか、リオデジャネイロ五輪女子ダブルス金メダルの高橋礼華、松友美佐紀(いずれも日本ユニシス)ら計26人が参加している。
この日の午前、同市の竹平記念体育館であった練習では、約1300人のファンが見守る中、桃田は力強いスマッシュを放ったり、ネット前のショットを繰り返したりして汗を流した。午後は屋外へ移って、山道を約3キロランニングした後、坂道ダッシュに取り組んだ。厳しいメニューに桃田は「きつい」と大粒の汗を流しながらも充実した表情を浮かべていた。
16日からは格付けの高いインドネシア・オープン、8月後半には2連覇が懸かる世界選手権が控えている。来年の東京五輪出場に向けた長丁場の争いは始まっており、桃田は「出場権を獲得できるように頑張りたい」と誓っていた。
同市での合宿は7日まで行われる。同体育館での午前中の練習は無料観戦できる。
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