感染拡大防止のため公演を休止していた北海道唯一のプロオーケストラ札幌交響楽団が、1日、5か月ぶりに演奏会を再開しました。
◇曲目も変更して
演奏会は札幌コンサートホールkitaraで行われました。客は入場時に検温と、感染者が出た場合に備えて氏名と住所の記入をしました。
この演奏会は4月に延期になった公演の振替でしたが、演目を大きく変えて予定のおよそ半分の最大45人の奏者で演奏を披露しました。
◇観客は500人に制限
また、管楽器と奏者の間に飛沫を防ぐアクリル板を設置するなど感染対策が施されました。
間隔をあけた客席には満席時の4分の1の500人が入り、およそ5か月ぶりの生演奏に大きな拍手を送りました。
◇観客も奏者も
観客「幸せな時間でした至福の時間をいただきました」「札幌には北海道にはなくてはならないオーケストラですからぜひ頑張っていただきたいし演奏会にできる限り通いたい」
コンサートマスターの田島高宏さんは「みんなで音出せることがありがたいと感じる」「いよいよ始まったなというのが正直なところ」と話しました。