日本時間の8月12日(木)2時46分頃、海外で規模の大きな地震がありました。震源地はフィリピン付近(フィリピン諸島、ミンダナオ)で、地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定されます。
※震源は太平洋津波警報センター(PTWC)による。
PTWCによると、津波発生の可能性があります。
〔更新〕
気象庁は3時17分に遠地地震に関する情報を発表しました。
この地震により、日本の沿岸では若干の海面変動があるかもしれませんが、被害の心配はありません。
震源近傍で津波の可能性
〔更新〕3時55分
太平洋津波警報センター(PTWC)によると、以下の国や地域では0.3m〜1mの津波到達のおそれがあります。
また、以下の国や地域では0.3m未満の海面変動のおそれがあるとしています。
日本の沿岸では津波被害の心配なし
気象庁によると、国内で若干の海面変動が予想される沿岸は次のとおりです。
<津波予報(若干の海面変動)>
若干の海面変動が予想されますが、被害の心配はありません。
これらの沿岸では今後半日程度は若干の海面変動が継続する可能性が高いと考えられます。
震源近傍では“日本での震度4”程度の揺れか
米国地質調査所国立地震情報センター(USGS,NEIC)によると、震源近傍では最大で改正メルカリ震度階級のⅥ程度の揺れがあった模様です。
厳密な比較はできないものの、日本の気象庁震度階級に換算すると震度4程度に相当する揺れとみられます。
地震の発震機構は、東西方向に圧力軸を持つ逆断層型とみられます。