西日本放送ラジオの24時間チャリティー番組「RNC ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」が24日正午に始まった。「香川に音の出る信号機を増やそう!」を合言葉に、目の不自由な人が安心できる街づくりを目指す特別番組で、高松市三条町のゆめタウン高松の特設会場にはロックシンガーのダイアモンド☆ユカイさんが登場。ギターを手に歌声を響かせ、目の不自由な人を支援する基金への協力を呼び掛けた。
ミュージックソンは、「ミュージックマラソン」の略で、毎年クリスマスに合わせて東京のニッポン放送を中心にラジオ番組とチャリティーイベントを開催。今年は全国11局が参加し、西日本放送ラジオはゆめタウン高松に特設会場を設けた。
この日は、観音寺市出身のお笑い芸人・ガリベンズ矢野さんらが司会を担当し、ガールズユニットなどがステージショーを行った。この後、ユカイさんが登場し、「デイ・ドリーム・ビリーバー」など5曲を披露。会場はこの日一番の盛り上がりをみせた。
ユカイさんのファンという同市太田上町、主婦楠桃子さん(34)は「初めて生で見られて、ドキドキした。基金に協力することで少しでも目の不自由な人の役に立てれば」と話した。
番組は25日正午までで、同会場では同日午前11時からもユカイさんのライブを開催。募金は来年1月末まで県内のゆめタウン3店舗などに設置した募金箱で受け付けるほか、百十四銀行の本支店からは手数料無料で振り込め、音の出る信号機の設置などに充てられる。