県内統一地方選の後半戦となる高松、東かがわ両市長選と高松、坂出、善通寺、さぬき、東かがわの5市議選が14日告示された。立候補届け出の受け付けは同日午後5時で締め切られ、県都のリーダーを選ぶ高松市長選は現職の大西秀人氏(59)以外に届け出はなく、無投票で4選が決まった。
現職が今期限りでの勇退を表明している東かがわ市長選は、新人4人による選挙戦に突入した。一方、市議選は5市合わせた定数114に対し、133人が立候補。7日間にわたる舌戦がスタートした。16日には4町議選も告示され、21日に投開票される。
大西氏は総務省出身。2007年の初当選、11年の再選も無投票で、15年は共産党が推薦する新人を破って3選した。無投票での当選は今回で3回目。
大西氏はこの日、出陣式で気勢を上げた後、市域をくまなく遊説。午後5時に無投票再選が決まると東ハゼ町の事務所に戻り、詰め掛けた支持者を前に「老若男女の笑顔が輝く元気な高松を創生していきたい」と力強く抱負を語った。