県内では年始から火災が相次ぎ、同日未明には高松市内で親子2人が死亡、同日遅くには善通寺市内で1人が死亡した。各消防は「暖房器具など火の取り扱いには十分に注意を」と呼び掛けている。
2日午前0時25分ごろ、高松市香西本町、高杉繁さん(71)方から出火。約2時間半後に消し止められたが、鉄筋コンクリート2階建て約200平方メートルのうち2階の約140平方メートルを焼き、高杉さんと母親のヤヱ子さん(96)が死亡した。
高松北署によると、高杉さん親子は2人暮らし。高杉さんは2階の台所で遺体で発見された。ヤヱ子さんは台所に隣接する和室で見つかり、搬送先の病院で死亡が確認された。
また、2日午後11時15分ごろ、善通寺市大麻町の無職岩谷淳さん(84)方から出火、木造2階建て約80平方メートルを全焼した。焼け跡から1人の遺体が見つかった。
丸亀署によると、岩谷さんは妻と息子の3人暮らし。遺体は連絡が取れなくなっている岩谷さんの息子(57)とみて調べている。
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