さぬき市多和にある旅館の庭園でナツツバキが見頃を迎え、純白の美しい花が訪れた人や宿泊客の心を和ませている。
ナツツバキは高さ約10メートルまで育つ落葉樹。朝早くに直径5センチほどの花が開き、その日の夕方には落ちる「一日花」とされる。
花をつけているのは、四国霊場結願寺・大窪寺から国道377号を長尾方面へ約2キロ進んだ道沿いにある旅館「竹屋敷」の庭園。敷地内には約40本のナツツバキのほか、これから花の盛りを迎えるという約50株のアジサイや約30株のナツハギなどが植栽されている。
オーナーの西尾一三さん(72)は「庭園は自由に見ることができる。珍しい花と野鳥も多い癒やしの空間を楽しんでもらえたら」と話している。花は今後2週間程度楽しめるという。
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