【かがわ大学受験最前線】の第2弾は丸亀、高松東、高松南の3校。中西讃の雄の実態、進学校としての躍進、コンスタントな私大合格の状況などを探る。
【丸亀高】
中西讃で唯一、東大、京大が狙える高校として知られる丸亀高。例年、東大には2~3人、京大には5~10人が合格し、中西讃の雄として貫禄を見せる。そんな丸亀高には難関大学の合格者を輩出する独自のシステムがある。
【高松東高】
一時期、国公立大の合格者がゼロになった高松東高。指導体制の強化で学力が上向き、3年前からは二桁の国公立大合格者を出すまでに回復した。推薦入試でなく一般入試で合格する生徒も増え、学力回復を印象づける。高松東高の躍進は塾業界でも話題になっている。
【高松南高】
普通科と看護や農業などの専門学科がある高松南高では、8割の生徒が進学、うち4割が大学に進んでいる。推薦入試を活用し、国公立大のほか、産近甲龍あたりの私大にはコンスタントに合格者を出している。女子生徒が多く、自宅から通える大学も人気という。