21日午前、高松市内で破砕ごみを集めていたごみ収集車から出火する火災があった。県内では今年に入り、これで高松と丸亀で収集車の火災が計4件発生。大半が中身が残ったスプレー缶などが原因とみられ、両市は「正しく分別した上で、ガスを最後まで出し切ってから捨ててほしい」と注意を呼び掛けている。
21日午前10時35分ごろ、高松市木太町の市道でごみ収集車から出火、ごみ約1立方メートルを焼いた。
市によると、この収集車の受け持つコースはプラスチックや陶磁器など「破砕ごみ」の収集日だったが、缶やペットボトルなど「資源ごみ」のスプレー缶などが混入。機械に巻き込む際に出る火花が漏れ出たガスに引火したとみられる。
県内ではこのほか、15日に高松で1件、16日に丸亀で2件、ごみ収集車内で火災が発生している。
外部リンク